2004年8月10日
トヨタ、タイの生産能力を倍増の五十万台に

トヨタ自動車は二〇〇六年に、タイの車両生産拠点の能力を、現在の年二十五万台から四十五万ー五十万台に引き上げる方針を固めた。来月から、新型ピックアップトラックや多目的車を、タイ、インドネシアなど約十カ国で生産する「IMVプロジェクト」がスタートするほか、ミニバン「ウィッシュ」、小型車「ソルーナヴィオス」の販売も好調なため。当初は〇六年までに年三十五万―四十万台の生産を計画していたが、新計画ではこれを十万台程度上回ることになる。

タイの車両組立拠点は、新型ピックアップIMVの生産を始めるサムロン工場と、ソルーナヴィオス、ウィッシュ、「カローラ」などを生産するゲートウェイ工場の二工場。現在の年産能力は、サムロンが十三万台、ゲートウェイが十二万台程度。IMVの新規投入に伴い、サムロン工場の生産能力を約十万台程度増強する予定だったが、アジア経済の景気回復など市場環境の好転を踏まえて十五万台程度増やすことにした。

また、ゲートウェイ工場の生産能力も五万ー十万台増やし十五万―二十万台にする。昨年から現地生産を始めたウィッシュ、ソルーナヴィオスなども人気が出ているほか、二〇〇七年にはカローラのモデルチェンジも控えているためだ。

IMVプロジェクトは、タイ、インドネシアなど十カ国程度で新型ピックアップ、多目的車と同主要部品を生産、相互供給する戦略プロジェクト。車種はピックアップトラック、スポーツ用多目的車など五種類程度。世界で年間五十五万台生産・販売する計画だ。第一陣として年内にタイ、インドネシア、来年にマレーシア、フィリピン、ベトナム、インド、南アフリカ、アルゼンチンで順次立ち上げる。

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