トヨタの新体制 専務陣、大幅な担当変更

更新日:2004年 6月24日 (木)

トヨタ自動車は二十三日の定時株主総会後の取締役会で、新役員体制を正式決定した。副社長以上の顔ぶれが変わらない"無風"の役員人事とみられていたが、木下光男専務が生産管理・物流本部長から調達本部長へ、内山田竹志専務が車両技術本部長から生産管理・物流本部長へと、大胆な担当替えが行われるなど、「サプライズ」人事も敢行された。

木下専務は人事畑出身で、ベアゼロ春闘時の労担として有名。この二年間は生産を担当。調達本部長として、新たにトヨタ自動車の競争力の源泉の一つといえる、優秀なサプライヤー集団・トヨタ軍団を束ねることになる。

また、初代プリウスの開発責任者、内山田専務の担当替えも注目を集めていた。「開発」から「生産」への異例の担当替え。

豊田章男専務は引き続き中国担当。第一汽車との提携に続き、広州汽車との提携も大詰めを迎えている。将来のトヨタの成長力を左右する中国に全力投球する。

布野幸利米国トヨタ販売社長と新美篤志トヨタモーターマニュファクチュアリングノースアメリカ社長の二人が取締役(専務待遇)に昇格したほか、外国人役員も二人増員の五人となった。日本人を含む海外駐在の役員は六人から九人に増える。スピーディーな海外事業展開に不可欠な、現地への権限委譲を大胆に推進することがねらいだ。

「中国と米国事業に経営資源を重点的に配分していく」(張富士夫社長)とする両国は、役員陣も重厚な構え。米国は販売、生産、開発と四人が駐在するほか、中国も開発に加え、販売統括者も役員に登用した。

 
 

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