ごあいさつ・ご推薦

第38回建築総合展NAGOYA2008開催にあたって

「建築総合展NAGOYA2008」を名古屋中小企業振興会館(吹上ホール)で中部経済新聞社との共催により開催します。

今年で第三十八回目の開催となりますが、今回のテーマは「新時代への提案」といたしました。
建築、それは人間の知的生産の累積と、これにもとづくトータルデザインです。しかし、近年地球温暖化への問題が重要性を増しており、建築も無制限にエネルギーを消費する活動から、コントロールする活動へのシフトが要求される時代です。このため、より新しいものに対する情報を迅速に収集し知ることが大切です。
そこで、今回新たに産学官情報発信コーナーとして、大学・研究機関の成果を発表する場を設けました。

今回の出展者は125社・団体を数えておりますが、国内外の建築材料や設備機器、関連製品を展示し、広く、多量に、最新の情報を提供することにより1.建築業界の需要の喚起、2.建築業界相互の技術開発と理解、3.建築と関連産業の振興、などに役立てることができると確信しております。

今年は改正建築士法が施行されます。新たに構造一級建築士と設備一級建築士が設けられますし、定期講習が義務付けられます。また、建築士への受験資格である学歴要件や実務経験要件も変わります。 このような中にあって、愛知建築士会では、自己研鑽により建築士の質の向上を図るため、平成15年度には継続能力開発(CPD)制度を、平成16年度には専攻建築士制度をスタートさせ取り組んでまいりました。
今後もさらに充実した内容で、両制度の推進に努めてまいります。皆様の両制度への参加をお願いします。

最後になりますが、建築総合展は出展各社の皆様をはじめ関係各位のご理解、ご協力、ご支援により企画立案し建築業界発展に寄与するために開催するものであります。
建築関係者を始め多くの皆様にご来場賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

社団法人 愛知建築士会 会長 市川三千男

ご推薦

(社)愛知建築士会と中部経済新聞社が共催で開かれます「建築総合展NAGOYA」は、回を重ねること第38回を迎えられ、今回も展示規模の拡大と関連催事の充実を図られるとのことであり、われわれ関連団体としては大きな関心と期待を寄せています。

建築業界が持つ多様なニーズに応じて、新建材・素材・新しい設備機器、関連製品などを豊富に展示発表されるだけでなく、毎年新しいテーマを設けて「特別展示」を企画され、また、多彩な関連催事も併催されるなど情報収集やコミュニケーションの場として広く利用されています。

関連業界各位におかれましては、ご発展の一助に、この「建築総合展」をご活用されますようご推薦します。

社団法人 愛知県建築士事務所協会 会長 岡田利一
社団法人 愛知県建設業協会  会長 山田文男
社団法人 東海建築材料協会  会長 渡邊 豊


社団法人愛知建築士会とは…

設 立:1951年7月8日 愛知建築士会設立
認 可:1952年1月16日 愛知県より社団法人の認可を受ける
目 的:建築士の品位の向上及びその業務の進歩改善を図り、もって建築文化 の発展に寄与することを目的とし、建築士法第22条の2に基づいて、各都道府県に設立された公益法人の一つ。
主な業務:官公庁及び関係団体からの業務受託に関する事業(建築士試験の受験受付、試験の監督、合格者の登録申請受付等)・各種講習会・講演会・見学会等の開催・会報「愛知の建築」の発行(毎月)、など
正会員:一級建築士、二級建築士、木造建築士の有資格者
準会員:将来建築士になろうとする方
賛助会員:個人又は団体で本会の事業を賛助する方
会員数:正会員5,407名(2007年3月31日現在)

詳しくは社団法人愛知建築士会ホームページ