木質建造物の部材の保有強度(ヤング率)を非破壊的に評価し、改修の際の部材強度指針作成を目的としています。
測定には、構造物の状態で測定可能な応力波伝播時間測定装置を用います。 測定された伝播速度と既存の強度データベースを用いて、モンテカルロ・シミュレーション法によりヤング率を推定する手法を紹介します。