愛知ゆとりある住まい推進協議会
会長 祖父江 隆弘
このたび「あいち住まいるフェア2017」を吹上ホールにて、開催する運びとなりました。
本フェアは、これまで「ナゴヤ増改築フェア」としてスタートし、「ハウジング&リフォームあいち」、「あいち住まいるフェア」へと名称を変え、出展者の皆様方のご支援とご協力により、34年にわたり愛知県内最大規模の住まいづくり総合イベントとして、開催してまいりました。
昨年に引き続き、10月の住生活月間に合わせ「建築総合展」と同時に開催いたします。建築と住まいづくりを合わせることで、一般の消費者から建築の専門家まで幅広い層のより多くの皆様にお越しいただけるものと期待されます。
昨今、住まいづくりのための情報収集は、インターネットが主流となり、直に物に触れ、体感することが減りつつありますが、理解を深めるには材料や製品などを直接見て、触れることが重要です。住まいづくりに関する最新の情報を今までよりもさらに充実した内容で消費者にお届し、出展者の皆様にもご満足いただける展示会にしたいと考えております。
皆様方の積極的な出展参加とご支援をぜひお願いいたします。
愛知県建設部建築局
局長 尾﨑 智央
本県の住宅建設に係る経済情勢は、県内の新設住宅着工戸数が昨年10月まで6ヶ月連続で5,000戸/月を超えるなど、緩やかに持ち直しているとみられております。また、平成28年熊本地震のほか、多発する台風等の自然災害への備えの重要性が増す一方で、ZEHに代表される環境性能の高い住宅への関心が高まるなど、より良質な住まいが求められております。さらには、空き家の再生を始めとしたリフォーム、リノベーションについても注目を集めています。
こうした中、愛知県としても良質な住宅ストックの形成と流通促進を図るため、新しい「愛知県住生活基本計画」を定め、住宅フェア等のイベントの開催や表彰制度を通じた的確な情報発信を進めてまいりたいと考えています。
「あいち住まいるフェア2017」は、前回に引き続き「建築総合展」と同時開催されます。御来場の方々にとって、様々な住まいに関する情報に触れていただく絶好の機会となりますとともに、出展者の皆様におかれましても、幅広い交流が生まれ、住生活関連の新たなビジネス市場の創出・拡大につながるものと期待しております。
関係者の皆様にはこの催しの趣旨をご理解いただき、是非とも御支援と御協力をお願いいたします。
※肩書は本文作成当時(H29.2)のものです。
豊かさの実感できるゆとりある住まいづくりを推進するため、県下の住宅・宅地関係の各団体・企業等の支援・協力の下、昭和63年7月に設立された団体です。
当協議会の活動詳細は愛知ゆとりある住まい推進協議会HP「http://www.yutori.gr.jp」をご覧下さい。