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石光工業株式会社
「チャレンジ」と「楽しむ」、2つのDNAで規格外の企業に進化

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自動車関連製品を手掛ける石光工業株式会社。表向きは普通の町工場。しかし中身はシェアトップの製品を擁し、社内にはスポーツジムや多くの施設がありレクリエーション活動が活発。この規格外の会社はどう形作られ、どこに向かうか。最高経営責任者CEOの石原政尚氏に聞いた。

最高経営責任者CEO 石原 政尚
石光工業株式会社
最高経営責任者CEO 石原 政尚

大切にしていることば

人と心

チャレンジから生まれたトップシェア製品

チャレンジから生まれたトップシェア製品

当社は1953年、祖父・石原光廣が石光製作所として名古屋市で創業しました。創業当時は、自動車のエンジンに点火するプラグを作っていました。
その後1965年に海部郡甚目寺町(現・あま市)に移転、1970年に今の社名になり、徐々に事業の軸足をNC旋盤による切削加工に移していきました。
父・石原政則の代になり、チャレンジしたのがスロットルシャフト加工。従来の機械では困難だった加工を、機械メーカーと試行錯誤の末、作業工程を分割し、スロットルシャフトの加工に特化した機械を開発することにより実現させました。さらに工程毎に機械を分割したことで各作業速度が上がり生産性も大幅に向上しました。
こうして当社の主力製品となったスロットルシャフトは国内で約70%、海外でも15%のシェアを誇ります。そして私が製造に携わっていた頃には、加工スピードと精度をさらに追及し、ミクロン単位の精度で2つ同時に加工するという当社独自の技術を完成させました。
最初は「難しいので御社でどうにかできないか」という相談から始まり、やり遂げることで新しい技術を獲得し、さらに高みを目指すことができる。
常に新しいものにチャレンジすることこそが当社のDNAです。

「会社は家、社員は家族」、危機を乗り越え実感

昨年会長だった父が他界しましたが、父は仕事一筋で遊んでもらった記憶がありませんでした。しかし、私が当社に入社して多くの部署を経験していく中で、社長としての父の姿を見るうちに父にとって「会社は家、社員は家族」と気づきました。
そんな父が昨年6月に倒れ、他界するまでのわずかな期間ですが、看病を通して初めて父と家族になれたと感じました。
しかし父の他界後、待っていたのは創業以来最大の危機でした。
新型コロナウイルスによる影響と最前線の会長の不在は想像以上に大きいものでしたが、父が育てた会社と社員を守るため、いかに乗り越えるかだけを考えました。
父の「どこまで行っても会社は人」という言葉を胸に、絶対に立て直すと心に決め、半年間必死に働きました。
幸い私の想定より早く業況は回復基調になり、それまで耐えてくれた社員に報いることができました。

とことん楽しむ、釣り堀からフィットネスジムまで

とことん楽しむ、釣り堀からフィットネスジムまで

私のCEO就任後の初めての挨拶は「まず、目一杯遊んでください」でした。日常を目一杯遊び、楽しむことができれば、仕事も楽しくできると思っており、
当社は「楽しい」を本気で追求しています。
そのための制度と施設も整えており、当社オリジナルの制度として、「CS活動」があります。「CS活動」はCulture&Sportsの略です。この活動には数多くの運動・文化系クラブがあり、活発に活動しています。最近では、陶芸やビール工場の見学など色々な事を体験する「お試しクラブ」なんていうクラブも発足しました。
私はもちろん、すべての役員・管理職もどこかのクラブに所属しており、この活動を通じ部署の垣根を越えた交流が生まれるというメリットもありますが、何より、「楽しい」が好きだからこうした制度が成り立っています。
また施設には、釣り堀から始まり、カラオケルームや麻雀部屋、フィットネスジムに調理設備完備のパーティールームなどがあり、会社の行事だけでなく社員やそのご家族は休日でも自由に使うことができます。

本気で「楽しむ」これも当社のDNAであり、社員の元気の秘訣です。そして、様々な人がそれぞれ楽しんで働けること、それが私の目指す働き方改革です。

時代の変化を冷静に読み、迅速に動く

当社の主力製品のスロットルシャフトはガソリンエンジンに使われる部品です。
世界中がEV(電気自動車)シフトに急いでいますが、私はすべてがEVに置き換わるにはまだ時間がかかると考えています。成熟したガソリンエンジンとハイブリッドの技術が組み合わされることで、トータルで発生する環境負荷は現時点で決してEVに劣るものではないと思います。
ただ、EVの時代になっても、当社の技術力は必要とされる。そのための種まきを怠らず、機を逃さずEVシフトできる体制を構築しています。そして当社はトップ切削メーカーではなく、トップ部品メーカーになることが目標です。顧客の声にこたえ続け、切削だけではなくアセンブリまで手掛ける一歩進んだメーカーでありたいと思っています。

仕事も人生も楽しもう

明るく自由な社風でありながらも誇れる技術があることが当社の自慢です。
仕事も楽しみながら達成感を得られるようになってほしい。
「家族」と共に人生も仕事も楽しめる「家」を目指しています。
当社は、近隣の皆さんにも気軽に遊びに来てもらえる会社です。
今は難しいですが、新型コロナウイルスが落ち着いたらぜひ遊びに来て下さい、お待ちしております。

Company Data

社名:石光工業株式会社
代表者:石原 政尚
住所:あま市甚目寺山王35
電話:052-444-2210
URL:http://www.ishi-mitsu.co.jp/
紹介金融機関:十六銀行

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