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堀江織物株式会社
常に時代を読み、納期と信頼を武器に成長

タグ 広告企画

「はたや(機屋)」からスタートした堀江織物株式会社。時代の荒波の中、常に先を見据え、織物から家具販売、のぼり旗に事業を変化。チャレンジと変革で家族経営から従業員80人の企業へと成長に導いた代表取締役社長の武田浩志氏に話を聞いた。

武田浩志
堀江織物株式会社
代表取締役社長 武田 浩志

大切にしていることば

社員が気持ちよく働ける職場に

環境・市場の変化を敏感にとらえた事業転換

当社の歴史は戦前までさかのぼります。1969年、繊維業いわゆる「はたや」として法⼈設⽴しました。しかし、1973年のオイルショックにより繊維業界が縮⼩したため、好調であった家具業界に参⼊し、家具の⼩売りを始めました。元々はたやであったこともあり、徐々に婚礼の飾りづくりなど繊維の技術を活かした仕事を増やし、そしてそれらのノウハウを応⽤し、現在の主⼒事業である店頭ののぼり旗を始めました。

当時ののぼり旗は「⼤売出し」と書いただけのものがほとんどでしたが、主な顧客である家具屋から意⾒をいただきながら「家具⼤売出し」とのぼりの表記を変え販売しました。⼩さな⼯夫でしたが、これにより受注を⼤きく伸ばすことができました。
また、のぼり旗の素材が綿からポリエステルに変わる転換期においては、いち早くポリエステルの有⽤性に着⽬し、同素材に印刷できる機械を導⼊し事業を拡⼤していくことを計画しました。ところが、昭和天皇崩御を機に、⾃粛ムードとなり、予定していた仕事が全てなくなってしまいました。当時は途⽅に暮れましたが、今思えば、導⼊したての機械を習熟する時間を与えていただいたと考えています。
その後受注が回復しましたが、2008年のリーマンショックを機に売上は再び減少しました。しかし、仕事の内製化や業務の⾒直し、⼈員配置の効率化などで対応し乗り越えることができました。これも今思えば、無駄の洗い出しに必要な時間だったと思っています。

最近ではのぼり旗のみでなく、アニメやアイドルのタペストリーなどの取り扱いも開始しました。とても⼤きな市場なので、今後が楽しみです。

製造を⼀本化し、効率を追求

同じものを⼤量⽣産する時代から、必要なものを必要な分だけ、という時代に変化してきていると感じています。だからこそ、100枚全部同じ柄のTシャツを作るのではなく、100の柄を⼀枚ずつ作れるオンデマンドに魅⼒を感じ、当社では、昨年からオンデマンドアパレルのTシャツ作りを始めました。すでにシステムと設備は整え、さらに建設中の新⼯場では、印刷と後⼯程とで分かれている作業場を集約化し、製造を1本化する計画です。効率化を⼀層進め、サンプル出しであっても「すぐに」提供できる、そんなニーズに対して迅速な対応ができる環境を整備します。

新⼯場で従業員・お客さまともに満⾜度向上

新⼯場の建設は、労働環境改善にも寄与します。会社は⻑時間働く場所なので、「気持ちよく働ける環境」であることを⼤切にしています。なぜなら、従業員の満⾜度が向上することにより、⼀層お客さまに寄り添った対応が可能となり、ひいてはお客さまからの信頼にもつながると考えているからです。
当社がのぼり旗業界に参⼊して、お客さまの信頼を得たのはこうした社員を⼤切にする姿勢に加えて、「納期を守る」を貫いたからだと考えています。現在よりも納期の意識が緩やかだった時代から、当社では納期を厳守し、品質チェックも怠らず、お客様の⽬線にたった対応を貫いてきました。お客さまからの仕事や問い合わせには「できない」は極⼒⾔わず、誠実な対応をしてきました。今もその姿勢は変わりません。

新たな挑戦、「オープンファクトリー」で未来のものづくりへ

当社の⾃慢は、みんなが助け合い共同して業務を⾏っていく「和」です。社員が⼀丸となり助け合って、共に良いもの作り、お客さまに届けています。また、新しいことに積極的にチャレンジする姿勢も⾃慢です。そのため、仮に失敗しても決して責めることはありません。のぼり旗事業も軌道に乗るまでは失敗ばかりでしたが、そうやって失敗を繰り返してきたからこそ今があると思っています。
そして、今チャレンジしているのは、「オープンファクトリー」です。様々な分野の製造業を連携させ、プラットフォーム化する。これにより、お客さまのどんなものづくりの要望にも対応でき、注⽂の際の⼿間を⼤幅に軽減できます。また、プラットフォーム内の企業同⼠もリソースの融通など効率化につながります。
まだ始まったばかりの取り組みですが、この地域にある素晴らしいものづくり企業とのご縁等を通じ、オープンファクトリーを成⻑させ「堀江織物にしか頼めない」と⾔ってもらえるように育てていきます。

Company Data

社名:堀江織物株式会社
代表取締役社⻑ 武⽥ 浩志
住所:⼀宮市⾼⽥字七⼣⽥28
電話:0586-53-2525
URL:https://horieorimono.co.jp
紹介金融機関:愛知銀⾏

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