環境特集 団体の取り組み
一般社団法人MSCジャパン
Marine Stewardship Council
「海のエコ短歌」コンテスト開催
国際的な非営利団体MSC(海洋管理協議会)の日本事務所であるMSCジャパンは、国連が定めた6月8日の世界海洋デーに合わせ、持続可能な漁業で獲られた水産物の証であるMSC「海のエコラベル」の認知向上を目指し、「選ぼう!海のエコラベル」キャンペーンを7月31日まで実施しています。
現在、世界の水産資源の3分の1以上は持続可能なレベルを超えて漁獲されており、対策を講じない限り海をめぐる状況は悪化の一途をたどってしまいます。未来を担うZ世代のうち18歳から25歳の1千人を対象に行った意識調査では、サステナブルな社会を実現するための取り組みに関心があると答えたうち89%が「サステナブルな社会を実現するために、自ら行動したい」と回答する一方、半数以上が過剰漁獲などによる水産資源減少の危機を認識していないことが分かりました。
キャンペーンでは、MSCアンバサダーを務め、芸能界随一の海洋生物好きとして知られるココリコ・田中直樹さんが魚に扮して登場する動画や、「海のエコ短歌」コンテストを通じ、国内1千品目以上に増えているMSC「海のエコラベル」付き水産物を選ぶことが海、人々の暮らし、水産資源を将来にわたって守ることにつながることを伝えます。
短歌コンテストは、「魚が減らないよう『持続可能な漁業』に取り組む漁業者を応援!」「あなたならMSC『海のエコラベル』をどう紹介する?」の各テーマに沿った短歌を公式ツイッター(@MSC_japan)への投稿または特設サイト(https://www.msc.org/jp/2022cp)から応募いただきます。入賞者にはココリコ・田中さんのサイン入りグッズやMSC「海のエコラベル」付き製品など素敵な賞品をプレゼント。また、公式ツイッターをフォローし、動画を見てリツイートすると合計653人にMSC「海のエコラベル」付き製品などが抽選で当たります。