環境特集 団体の取り組み
一般財団法人日本ガス機器検査協会 (JIA)
森林認証など持続可能な環境事業推進
日本ガス機器検査協会(JIA)は、1967年の設立以来、客観的、中立的な立場で、ガス機器の検査認証をはじめ、マネジメントシステム認証や環境関連事業へと展開し、安全で安心な暮らしの実現に貢献する幅広いサービスを提供しています。
環境関連事業では、持続可能な森林管理と木材利用を図る森林認証において、世界で最も認証森林面積が大きいPEFCのCoC(認証木材の加工・流通)認証を2004年に日本で最初に手掛けました。同じく国際的な制度であるFSCのCoC、PEFCとの相互認証を結ぶ国内のSGECもあわせ、3つの制度の認定を認定機関から直接取得している国内唯一の認証機関であり、ワンストップの審査、認証を実現しています。
また、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)対象の木質バイオマス燃料を供給する事業者の認定も行っており、当該事業に係り将来的にはPKS(パーム椰子殻)の取扱いを開始する予定です。この他、合法伐採木材などの流通・利用を促進するクリーンウッド法での木材関連事業者の登録業務も担っています。CO ²排出量削減の機運が強まる中、特にFSC森林認証、FIT認定の需要が増加しています。JIAでは温室効果ガス(GHG)排出量検証や、LCA(ライフサイクルアセスメント)、タイプⅢ環境ラベルに関するサービスなども提供し、地球温暖化対策に貢献しています。
土壌汚染調査・対策工事を行う環境ソリューションセンターでは、不動産売買時に必要となる土壌汚染調査及び土壌汚染が発覚した場合の行政対応から対策工事まで一貫した対応が可能です。また、建物解体時に必要となるアスベスト調査やPCBを含有するトランスやコンデンサ等のPCB調査や処分にも対応しています。