環境特集 企業の取り組み
新コスモス電機
三密対策に換気状況・混雑状況を見える化
新コスモス電機は、ガスセンサ技術を用いて家庭用・産業用ガス警報器からニオイセンサやVOC検知など、保安防災から空気環境管理まで幅広い製品を開発・販売しております。現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、三密対策として室内の二酸化炭素(CO₂)濃度と混雑状況を見える化する「三密おしらせシステム 換気予報」を2020年11月より発売しました。
三密おしらせシステム 換気予報は、CO₂センサを搭載した「コネクトCO₂センサ」、LTE通信機能およびWi-Fi利用者数の計測機能を持った「コネクトセルラー」の組み合わせからなるシステムです。
コネクトCO₂センサは、周辺のCO₂濃度と温湿度を測定し、数字と4段階の色でLED表示します。現在のコロナ対策においては、CO₂濃度1,000ppmが換気の目安のひとつとされており、コネクトCO₂センサの表示を確認することで窓を開ける、換気扇を回す等の換気対策を実施することが可能です。
コネクトセルラーはコンセントに差し込むだけでコネクトCO₂センサの通信モジュールとして機能します。コネクトCO₂センサで収集したデータをスマホアプリ等で分かりやすく表示し、濃度に応じて通知することが可能です。また、周辺のWi-Fiの電波を拾うことでスマホ利用者数を測定、空間の混雑状況を見える化します。飲食店を始め学校や病院、介護施設、オフィスなどを中心に販売し、好評を博しております。