ありがとうを未来へ

神野信郎著

本書は今年７月１０日から８月２６日まで４０回にわたって中部経済新聞の最終面に掲載された「マイウェイ」に加筆修正したものです。

著者は現在中部ガス相談役で、軍国一色の少年時代から悲惨な戦争体験を経て、夢を追い続けた社会人人生の中で得た教訓をさまざまなエピソードと共に紹介しています。また、少年時代の恩師、新入社員時代の先輩、ＪＣでの仲間、さらに大学や音楽、絵画の芸術面でも影響を受けた先生など人との交わりに感謝をしつつ、地元・豊橋から見つめてきた著者の想いを織り込んだ楽しい読み物です。

No.	書籍名書籍コード	体裁	価格	注文
book00500	ありがとうを未来へ ISBN978-4-88520-144-8	新書判並製本	880円送料250円	※現在通販でのお取り扱いを停止しております。

No.	book00500
書籍名書籍コード	ありがとうを未来へ ISBN978-4-88520-144-8
体裁	新書判並製本
価格	880円送料250円
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著者紹介：神野信郎さん

　中部ガス相談役の神野信郎さんはこのほど、中経マイウェイ新書から「ありがとうを未来へ」を執筆した。平成２２年７月１０日から８月２６日までの計４０回、中部経済新聞最終面に連載された経営者の自分史「マイウェイ」を加筆・修正し、マイウェイ新書の記念すべき創刊第１号として出版された。

　神野さんは５９年に中部ガス入社以来、社長、会長を経て平成２２年３月に取締役を退任するまで、豊橋商工会議所会頭など地域の重要な公職を歴任。現在も社団法人東三河懇話会、三河港の国際自動車港湾化を目指した国際自動車コンプレックス研究会会長、世界アマチュアオーケストラ連盟会長、豊橋日独協会会長を務めるなど地域で精力的に活動を続ける。

　著作は、豊橋・豊川空襲と８月１５日、東三河開発と日本の「へそ」、豊橋技術科学大、愛知大、豊橋創造大など３大学とのかかわり、国際自動車コンプレックス計画など、生まれ育った故郷として、地域のエネルギーインフラを担うガス会社の経営者として、商工会議所の会頭として見守り続けた地域の歴史や産業などの記述に費やされる。
「子どものころの話やマイヘルス、アフターファイブなどもっと書き込みたかった部分はたくさんある。長いところはエッセンスだけを書き記した」と振り返るように、神野さんの人生の「引き出し」は数知れない。もっと神野さんの「引き出し」を開けてみたいという衝動に駆られる。

　戦争の惨劇から夢を追い続けた社会人生活まで、これまでの人生を振り返る一つの節目としてマイウェイの執筆を引き受けたという神野さん。
「戦前と戦後で大きく価値観は変化したが、双方の時代を経験できたことはよき糧になった。いまはただ私を育んでくれた地域へ感謝の思いでいっぱい。天命がくだるまでいきいきと生き抜きたい」と気持ちを新たにする。