「トップ登板」 リコーエレメックス社長・鈴木将嗣氏 精密モノづくりに原点回帰

更新日:2013年 4月25日 (木)

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「精密加工のモノづくりに一層力を入れる。原点回帰する」と話す鈴木社長

 情報機器メーカー、リコーエレメックス(本社岡崎市)の新社長に鈴木将嗣氏が4月1日付で就任した。生え抜きトップは51年ぶりだ。開発技術の責任者や経営企画室長、自動車エンジン向け精密部品加工などを担う「機器事業」の本部長を歴任。モノづくりの現場で手腕を発揮してきた鈴木社長に、今後の事業戦略を聞いた。
 ―最優先の課題は。
 「創業から70年以上培ってきた精密加工のモノづくりに一層力を入れることだ。原点回帰する。当社の精密加工技術は、腕時計用の微細な部品加工から自動車エンジン部品、航空機部品、防衛関連機器など、幅広い製品分野に応用してきた。今後は機器事業全体の生産技術力を高めて製品開発に注力。収益拡大につなげる」
 ―収益の柱、機器事業にどう取り組む。
 「エンジン用の精密加工部品や画像検査装置など主力製品の販売を強化する。来期からスタートする中期経営計画の最終年度2017年3月期をめどに、機器事業の売上高を現在の100億円から2・5倍の250億円程度に引き上げたい」
 ―海外収益の拡大策は。
 「親会社、リコーのタイ工場内に自動車部品加工スペースを設け、7月をめどに稼働する。タイの日系自動車部品メーカー向けにエンジン精密部品を生産する。受注状況を分析し、14年にもタイ国内の別の場所に拠点を移転。新工場を検討する。海外生産を強化し、受注拡大に対応する」
 ―収益拡大へ向けた人材育成について。
 「2012年秋に、QC(品質管理)サークルを15年ぶりに復活した。これまでは全従業員が参加するQC活動を展開してきたが、現在は小集団に分かれて活動している。個人単位の努力には限界がある。チームワークを駆使し、製造管理などそれぞれの部門で無理や無駄を排除。全社一丸となり、品質改善に力を入れる」

 

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