「ココが聞きたい」 日本IBM中部支社長・福田弘氏 中部支社の事業の方向性は?

更新日:2013年 4月12日 (金)

20130412Fukuda.jpg

「中部地域の顧客にIBMの価値を伝え、発展に貢献していきたい」と語る福田支社長

 ITを駆使した次世代の街づくり手法である「スマートシティ」や「スマートグリッド」の取り組みが各地で加速し、IT業界に求められる役割に変化が見られる。地球規模でITの役割を高める「スマータープラネット」をコーポレートビジョンに掲げる日本IBMは昨年7月、地域の顧客との関係強化のため、国内4カ所に支社を新設した。中部支社の福田弘支社長に、IT企業の役割の変化や東海地域の事業方向性を聞いた。
 ―中部支社長としての役割は。
 「入社してから約20年間、東海地域の顧客と共同歩調で仕事した経験を生かしたい。中部支社のエリア(愛知、岐阜、三重、静岡)の顧客に、いかにIBMの価値を伝え、発展に貢献していくかがテーマだ。グローバルに活躍する企業も多く、世界170カ国以上のIBM拠点のネットワークと蓄積してきた経験を生かしたい。最近は、新興国の市場調査やM&Aの支援も手掛けている」
 「ITの役割は今まで、間接業務の効率化が主体だったが、現在は氾濫する膨大な情報をいかに収集・分析し、どう戦略に生かしていくかいうように変化している。少しでも企業の経営に役立てるよう、中部支社として力を入れていく」
 ―「スマートシティ」の取り組みが広がっているが。
 「当社でも、自治体や企業と連携した「スマートシティ」の取り組みを展開している。北九州市で、エネルギーを地域の中で効率的に活用する新たな仕組みの構築を目指す実証実験に参加。資源の活用、監視システムなどITの果たす役割は大きく、実験で得た成果を全国に広げていきたい。また、ITを使った『見える化』も進んでいくことから、ITの役割はさらに重要になる」
 ―中部支社独自の取り組みは。
 「南海トラフ地震の被害想定によると、もっとも被害が大きいのは東海地域。関心が高まっているBCP(事業継続計画)対策への取り組みに力を入れていく。例えばデータの保管は自社で行っている企業が多いが、今後はデータセンターの活用も増えてくると予想している」
 「また5月には名古屋市内で『IBMリーダーズ・フォーラム中部』を開催する。講演会や、中部を代表する経営者を交えたパネルディスカッションなどを予定しており、中部支社としての取り組みのアピールにもつなげたい」

 

中部経済新聞の記事がスマホで読めます

2013年 4月12日の記事一覧

ニュースカレンダー

読み込み中...

過去の記事はこちらのページからご覧ください。

カテゴリー一覧

新聞の記事などについてのお問い合わせは、以下までお電話下さい。
中部経済新聞社 編集部
TEL : 052-561-5212

皆様の生の声をお聞かせ下さい。
記事に対する意見・ニュース提供

 

現在の位置:ホーム > ニュース > 2013年4月 > 12日 > 「ココが聞きたい」 日本IBM...