ココが聞きたい=中村克央NTTドコモ東海支社支社長  利用者ニーズどう応える?

更新日:2013年 3月 4日 (月)

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「利用者が求める価値はもっと多様化していく。わくわくドキドキする夢を追求していきたい」と話す中村支社長

 スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)の普及により、高速大容量のサービスが急速に拡大。通信キャリアの事業に大きな変革を促している。「利用者が求める価値をどのように提供していくかが需要」と話すNTTドコモ東海支社の中村克央支社長に、今後の事業展開を聞いた。

 ―スマホなどの普及で、通信事業はどう変化しているか。
 「端末はサービスと利用者をつなげる接点。スマホやタブレットの機能進化を縦の軸とすると、クラウドを利用したドコモの音声認識サービス『しゃべってコンシェル』や決済サービス『おサイフケータイ』などは横の軸。これら縦横の総合力が問われている」
 「ドコモユーザーは、他社に比べて年齢層が幅広いという特徴がある。利用者に合った端末が必要だが、端末数が増え過ぎると選びにくくなってしまう恐れもある。例えば、文字が大きく操作がしやすい『らくらくホン』シリーズはお年寄りから支持を集めているが、一部利用者から『文字は大きくしてほしいが、端末の見た目にもこだわりたい』という声がある。これに対し端末を増やすだけでなく、何らかの手段で応えていくことが重要になってくる」
 ―地元企業や大学との連携について。
 「2011年から2年連続で、学生を対象にしたスマホのアプリケーションなどの開発コンテストを開催した。想像もつかないアイデアばかりで、人材育成の場として裾野の広がりを実感している。また、名古屋市科学館ではタブレットを使ったイベントを開催するなど、端末の新しい利用シーンを広げつつある。より多くの知恵を、思いもしないものを求めて、各方面と協力していきたい」
 ―ドコモのシェアは全国で東海地域が最も低い。
 「ドコモにとって、全国で最もマーケットが大きい地域ということ。その分取り返すチャンスが多いと捉えている。東海地域はスマホの販売比率が全国に比べて高いというデータをもとに、当社は高速通信サービス『LTE』の基幹となるネットワーク整備に注力している。東海地域の契約者数は約600万人で全国の10%なのに対し、今年6月末時点には最大通信速度毎秒75メガビット対応の基地局を全国の15%に当たる1500局に拡大する。確実なエリア展開で、利用者ニーズに応えていく」

 

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