「ココが聞きたい」 トーエネック社長・越智洋氏 中部電力以外、どう攻める? 再生エネ、効率化提案進める

更新日:2013年 3月 1日 (金)

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「電気設備を効率的に使う提案を進め、受注増につなげたい」と話す越智社長

 中部電力グループの電気設備工事業、トーエネック。2012年3月期の売上高約1700億円のうち、中電向けと一般向けの比率は半々。中電は浜岡原発停止以降、グループ企業を含めた経営効率化に取り組む。中電向けの受注拡大は難しい情勢だ。対応策と今年の事業見通しを越智洋社長に聞いた。
 ‐事業環境の見通しは。
 「昨年に続き、厳しいだろう。中電向けは、受注増を見込みにくい。一方、一般向けは、企業の設備投資に左右される。新政権誕生後、雰囲気は明るい。設備投資の動きが進めば、良い方向にいく」
 ‐一般向けの受注拡大策は。
 「省エネや再生可能エネルギーの活用を念頭に、電気設備を効率的に使う提案を進める。例えば、工場などの照明のLED(発光ダイオード)化や、空調設備の効率化、太陽光パネル設置などだ」
 ‐中電はグループに経営効率化を求めている。
 「仕入れ材料の見直しなど、諸経費の削減を進める。来年度の予算をつくる段階において、今まで以上にコスト削減の努力をしていく」
 ‐今年は、初のメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業に乗り出す。
 「秋に熊野市で稼働させる。ただ、メガソーラー事業を今後、積極的に展開する予定はない。あくまで太陽光発電パネル設置の施工が中心だ」
 ‐国は昨夏、太陽光の固定価格買い取り制度を開始した。パネル施工の現状と見通しは。
 「引き合いは増えている。パネル施工売上高は現在、年100億円規模。太陽光の買い取り価格が引き下がっても、企業などの需要はまだ多いと思う」
 ‐スマートグリッド(次世代送電網)やスマートメーター(次世代電力計)の普及が注目されている。
 「どの程度普及するか、まだ見えていない。ただ、普及した場合、どう関われるか、勉強しているところだ」
 ‐来年度は、中期計画の最終年度となる。
 「計画の柱は、内部固めを強化することだ。その一つに、従業員自ら会社を盛り上げる風土づくりがある。その成果として昨年、全部門横断型の社内技術展示会を開催した。各部門が他部門と情報交換を密にし、一体感醸成につながった。今年も秋にやりたい」

 

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