「ココが聞きたい」 ユニーグループHD会長・前村哲路氏 ユニーHD移行 成長どう描く?

更新日:2013年 2月21日 (木)

120221maemura.jpg

「来期の下期をメドに大手ビールメーカーと組み、プレミアムビールを発売する」と話す前村会長

 ユニーは21日、持ち株会社「ユニーグループ・ホールディングス(HD)」に移行する。「スーパーとコンビニの経営資源を合わせ、他社にできないことをやっていきたい」と話す、ユニー社長からユニーHD会長に就任する前村哲路氏に今後の経営戦略などについて聞いた。
 ―持ち株会社に移行する。
 「これまでユニーグループは自主独立性に重きをおいてやってきたが、少子高齢化などを背景に消費スタイルが変わる中、コンビニエンスストアが親会社のスーパーと同一業態化してきた。消費動向の変化に合わせ、グループ経営のあり方を変革するため、持ち株会社に移行し、グループの企業価値を高めていきたい」
 ―具体的には。
 「総合スーパー(GMS)を展開するユニーはどちらかと言えば保守的な業態。一方、成長業態であるコンビニもサークルKサンクスはセブンイレブンなど上位3社に比べて劣勢だ。単独ではなかなか厳しい状況だが両社の経営資源を合わせ、商品開発や物流などの多方面でシナジー効果を追求する」
 「例えば、グループの商品戦略ではサークルKが加わったことにより、PB商品の拡充やこれまで難しかった商品も開発しやすくなる。PB商品の売上高は年2月期までにユニーとサークルKを合わせて5550億円、PB比率31%(今期は4213億円、25%の見通し)に拡大する。新商品開発では来期の下期をメドに大手ビールメーカーと組み、プレミアムビールの販売に乗り出す計画だ」
 ―M&Aを含むグループの規模拡大について。
 「努力しているが、中々進まない。中京圏で見れば、規模があるものの、関東や北信越はまだまだ足りない。そこで一緒にやっていただけるところがあればやっていきたい」
 ―今後のグループの経営戦略について。
 「今より大きく成長していくために、ユニーの中国出店やサークルKのマレーシアへの進出といった海外戦略の強化に加え、電子マネーなどの新規事業にも積極的に挑戦する。ユニーグループの売り上げは、サークルKの店舗分を含め約1兆8千億円。今後はグループの経営資源を相互活用し、2兆円、3兆円へと飛躍していきたい」

 

中部経済新聞の記事がスマホで読めます

2013年 2月21日の記事一覧

ニュースカレンダー

読み込み中...

過去の記事はこちらのページからご覧ください。

カテゴリー一覧

新聞の記事などについてのお問い合わせは、以下までお電話下さい。
中部経済新聞社 編集部
TEL : 052-561-5212

皆様の生の声をお聞かせ下さい。
記事に対する意見・ニュース提供

 

現在の位置:ホーム > ニュース > 2013年2月 > 21日 > 「ココが聞きたい」 ユニーグル...