「ココが聞きたい」 純利益最高予想 次の一手は? リンナイ社長・内藤弘康氏 中国でコンロ、給湯器倍増へ

更新日:2013年 2月20日 (水)

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「節電の流れが追い風になっている」と、国内のガス機器の需要見通しを語る内藤社長

 ガス機器製造販売、リンナイの2013年3月期の連結純利益は前期比13%増の190億円と、過去最高の見通しだ。国内は、東日本大震災以降の節電の流れを受け、ガス機器の需要が拡大。海外も各地でおう盛な需要を取り込んでいる。今年の事業見通しを内藤弘康社長に聞いた。
 ー震災以降、国内のガス機器需要は伸びている。
 「節電の流れが追い風になっている。例えば、給湯器を電気式からガス式に切り替えるケースが増えている。連動して浴室暖房や床暖房も伸びている。コンロも同様の構図だ。また、今年は消費税増税前の駆け込み需要もあるだろう」
 ー生産体制の現状と展望を。
 「各工場ともフル生産が続いている。また、(ガス式給湯器の)エコジョーズは今後も伸びる。商品が途切れないようにする。そのため、瀬戸の新工場の6月稼働に合わせ、最適な生産体制を整える。新工場の生産能力は従来計画より上回りそうだ」
 ー海外事業の見通しはどうか。
 「全般的に良くなると思う。円安傾向も追い風になる。もともと現地生産、現地販売が多く、円高の直接的な影響は少なかった。ただ、決算上は、円に転換するため、減収になるケースもあった」
 ー生産面の増強方針は。
 「中国やタイ、ブラジルなどで増強する。中国は、既存工場が手狭なため、新しい用地を確保し、新工場を建設する。稼働は来年の見通しだ。給湯器とコンロの生産能力をいずれも2倍に引き上げる。地方都市を中心にガスインフラ整備が進み、ガス機器の需要が拡大している」
 ー大規模な反日デモが再び発生した場合の影響は。
 「心配ないだろう。現地企業と組んでいることもあり、現地メーカーと認知されている。昨年、大規模な反日デモが発生した際、事業への影響を心配したが大丈夫だった」
 ー日本のエネルギー政策について。
 「ガスや石油など、電気以外のエネルギーをどう活用するか、という議論が少ない。電気をたくさん使うのであれば、原発ゼロは難しいだろう。例えば、炊飯器にはガス式もある。ガスの魅力を多くの方に知っていただきたい」

 

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