ココが聞きたい=三井不動産中部支店支店長の田邉義幸氏 名駅再開発・事業戦略は?

更新日:2013年 2月13日 (水)

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「名古屋市内で『ららぽーと』の事業機会を見つけていきたい」と話す田邉支店長

 2027年のリニア中央新幹線の開通を見据え、名古屋駅前の再開発が本格化している。2015年には名古屋駅新ビルや大名古屋ビルヂングなど超高層ビルが次々と竣工し、名駅で一気にオフィスの供給量が増える。名古屋駅周辺でオフィスビル事業などを手掛ける三井不動産中部支店の田邉義幸支店長に今後の中部支店の事業戦略などについて聞いた。

 ―2013年の中部地域の景況感について。
 「オフィス需要で言うと、リーマン・ショック時に全国的に空室率が上昇し、名古屋でも14%くらいになった。足元では少しずつ回復傾向に向かっており、現在名古屋は11%程度で推移している。名駅周辺でいうと7%とさらに低い。当社の保有するビルの空室率は、7%よりもさらに低い水準。オフィス需要に関しては、底固い回復感がある」
 「昨年末の政権交代以降、当社が展開する商業施設なども売り上げが堅調に推移しており、今年は手応えのある1年になると見ている」
 ―15年に複数のビルが竣工し、オフィスビルの供給が一気に増加する。
 「一時的な影響は出てくると思うが、営業努力でカバーできると思っている。それよりも、高機能な設備を備えた新しいビルができることで、名駅地区の活性化につながるのではないかと期待している」
 ―中部支店の今後の事業戦略について。
 「27年のリニアの開通は名古屋にとって、都市としての魅力を高める大きなチャンスだ。ディベロッパーとして、名駅地区の再開発で事業機会を得て、街の活性化に向け貢献していけるかが大きな課題となる。昨年解体した旧三井ビル北館に関しても、名駅地区の再開発の中で整合性をとりながら建て替えを進めていきたいと思っている」
 「駅前のオフィスビル事業に加え、商業施設事業も注力していきたい。全国で展開するモール型ショッピングセンター『ららぽーと』はまだ名古屋にはない。できるだけ早く名古屋でもららぽーとを作っていきたい」

 

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