ココが聞きたい ノリタケカンパニーリミテド社長・種村均氏 内外の生産体制 とう固める? タイをアジア輸出拠点に

更新日:2013年 1月21日 (月)

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「三好事業所を当社のモノづくりのコアとして充実させる」と話す種村社長

 ノリタケカンパニーリミテドは今春、工業製品を生産する本社工場(名古屋市西区)の生産を三好事業所(みよし市)に移転する。三好を国内生産拠点の核として新しいスタートを切る。一方、生産比率が低い海外拠点は拡充する。種村均社長に今年の国内外の事業方針を聞いた。
 ―中部経済の見通しから。
 「今春には上向くだろう。足元は円安傾向にあり、海外生産シフトのスケジュールを遅らせたり、スピード感を緩める企業が出てくるかもしれない」
 ―国内事業は、本社工場の三好への移管作業が大詰めだ。
 「春にほぼ移転できるが、すべて完了するのは12月になりそうだ。三好に各事業の主要な生産を集約できる。当社のモノづくりのコアとして充実させる」
 ―本社工場跡地の再開発をどう進める。
 「住宅と商業施設の組み合わせになりそうだ。現在、事業パートナーを模索している」
 ―商業施設のイメージは。
 「名古屋市内には、都心型施設が名駅と栄にたくさんある。一方、郊外型施設にすると、土地代が高いため、採算が合いにくいかもしれない。ノリタケの森と調和できる、新しいコンセプトの施設を創造する必要がある」
 ―海外事業は生産体制の拡充が課題だ。
 「グローバル競争で万全な体勢を整える。昨年はタイと中国に(工業製品の)拠点を新設した。中国は、大規模な反日デモがあったものの、内需の大きさは魅力だ。一方のタイは、労働争議が少なく、政権も安定している。現在、研削砥石工場を立ち上げる計画も進めている。当面はタイをアジア地域の輸出拠点に育てる」
 ―4月に新たな中期経営計画を始める。
 「海外事業拡大など、現行計画と大きな方針転換はない。太陽電池ペーストやリチウム電池向け焼成炉など新製品開発も引き続き力を入れる」
 「現行計画はリーマン・ショック後の影響を見極めるのが難しく、売上高など数値目標は掲げなかった。次期計画には盛り込む方針だ。売上高より、採算重視の経営を進めていく」

 

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