「ココが聞きたい」 中部薬品社長・山口眞里氏 中国企業とタッグ、どう攻める?

更新日:2012年 12月22日 (土)

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「2017年3月期に売上高1000億円を目指したい」と話す山口社長

 「Vドラッグ」を展開する中部薬品は、中国四川省をメーンに医薬品の製造や小売業などを展開する「成都百信グループ」と組み、中国・成都市にドラッグストア2店を開業した。2年後をメドに25店体制を目指しており、中国で出店攻勢をかける方針を打ち出している。中部薬品の山口眞里社長に海外進出の狙いや今後の経営戦略について聞いた。
 ―中国進出の狙いは。
 「中国では急速に進む少子高齢化や生活習慣病などの問題が浮上しており、今後医薬品に対する需要の拡大が見込まれる。上海などの沿岸部に比べ、競合の進出が少ない内陸部に、美容健康関連商品に加え、医薬品まで取り扱う『日本式ドラッグストア』を出店し、現地の需要を開拓する」
 ―1号店の開業から約2カ月。足元の経営状況は。
 「反日デモの影響もあり、『日本式ドラッグストア』ということをあまりアピールができず、1号店と2号店ともに目標とする売り上げは達成していない。ただ、一般的にドラッグストアは徐々に認知されてから売り上げが伸びる傾向があり、今後少しずつ上向いてくるとみている」
 ―今後の海外事業の展開について。
 「まず、早いうちに成都市内をドミナント化することが最優先事項。今後の展開として、経済が急成長しているアセアン諸国の市場調査をしていきたいと思っている」
 ―国内事業について。
 「来期(2014年3月期)は今期と同水準の約20店の新規出店に加え、既存店の強化に取り組む。来期は今期の倍となる30店舗を改装する計画。既存店の改装では冷蔵ケースなどを設置し、冷凍食品や日配品を拡充する。食品構成比が22%と他社に比べて低いため、今後積極的に拡大する方針だ」
 ―中長期的な経営戦略について。
 「国内は現在の出店エリア内でのドミナント戦略を進めながら、既存店を強化し、事業基盤を磐石にする。同時に、市場規模が拡大している海外での出店を加速し、継続的に成長できる体制を構築する。2017年3月期に売上高1千億円(13年3月期の売上高見込みは約610億円)を目指したい」

 

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