「トップ登板」 杉本組社長・杉本高男氏 リフォームで新価値を提案

更新日:2012年 11月21日 (水)

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「顧客のそばにいて、常に頼られる会社でありたい」と話す高男社長

 総合建設業の杉本組(本社名古屋市中区)の社長に杉本高男専務が就任した。来年1月に創業70周年の節目を迎えることもあり、前社長で父の仁至会長からバトンを引き継いだ。住宅着工戸数の減少や少子高齢化と業界を取り巻く環境は大きく変化しようとしている。高男社長に抱負や今後の成長戦略を聞いた。
 ―まずは抱負から。
 「70年という歴史は、顧客や取引先、そして社員の支えがあったからこそ。その原点を忘れずに、変えてはいけないこと、変えていくべきことを明確にして経営をしていきたい」
 ―変えてはいけないこととは。
 「当社は顧客満足を第一に掲げている。一緒に資産を守っていくという思いから、引き渡し後30年間は無料で点検するなど、顧客とのコミュニケーションを大切にしている。そのためには、会社として存続していることが前提となる。売り上げ至上主義ではなく、身の丈にあった経営を心がけたい。財務体質を強固にすることが、顧客の安心にもつながる」
 ―今後の成長戦略は。
 「住宅市場は、新築からストック(中古住宅)型ビジネスに移行していくだろう。こうした変化に柔軟に対応していきたい。リフォーム、リノベーションで新しい価値を提供する。売り上げに占める新築とストックの割合は現在、新築が3分の2だが、将来的には半々にしていきたい」
 「子会社を含め建築に付随するサービスをワンストップで提供できる体制を整えている。こうした強みを生かし、新しいサービスを提供していく。最近ではハウスクリーニングも始めている」
 ―創業70周年に向け、取り組んでいることは。
 「来年1月の完成を目標に15棟目の自社ビルを名古屋市内に建設している。SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)構造の12階建て賃貸マンションで、都心向けのモデルと位置づけている。賃貸ながら、入居者が壁紙などを選ぶことができる新たな価値を提案する。まず自社で実施し、今後、土地オーナー向けに提案していきたい」

 

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