「ココが聞きたい」中期計画の売上高目標、どう達成? スギホールディングス社長・桝田直氏

更新日:2012年 10月27日 (土)

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「過去から脱却し、社内の仕組みや風土を再創出する」と語る桝田社長

 ドラッグストア大手のスギホールディングスは中期経営計画で16年2月期に1500店舗(12年9月末847店舗)に拡大する方針を掲げている。ジャスコ(現イオン)で情報・物流本部長を務めていた桝田直社長の号令のもと、現在は社内システムの改革に乗り出し、土台固めを行っている。中計の目標達成に向けた取り組みを桝田社長に聞いた。
 ―中計で店舗拡大の目標を掲げている。
 「当社は16年2月期に1500店、売上高5千億円(12年2月期3273億円)の目標を掲げている。現在はこの目標に向けた踊り場の段階だ。過去から脱却し、新たな思想をベースにして、土台となる社内の仕組みや風土をつくり直している」
 ―具体的な取り組みは。
 「取り組みの柱として、社内システムの改革に取り組んでいる。主に品ぞろえや商品発注、在庫管理を一括して行う基幹システムを来年秋に導入し、粗利改善を狙う。また地域特性を品ぞろえに反映できるようにして、売り上げアップも目指す」
 「ただシステム改革は、ハードウェアの導入ありきでは駄目。業務の流れを見直す段階から手をつける必要があり、実は泥臭い作業だ。スムーズに仕事が回るようになることが第一で、将来の当社の姿を想像しながら進めている」
 ―今年春には大きな組織改革を行った。
 「分権型組織を導入した。子会社のスギ薬局に地域ごとに利益管理責任を負う部門を設置し、意思決定の迅速化を図っている。来年3月には部門別の管理会計制度を導入する」
 ―来年3月に子会社のジャパンを吸収合併する。
 「今後はグループ全体での舵取りの重要性が増す。グループ全体でコスト軽減と、シェア向上を目指す。関西が地盤のジャパンを中部で出店することも検討する」
 ―M&A(企業の合併・買収)に関する考えは。
 「流通業界は再編淘汰(とうた)の時代を迎えていて、ドラッグ業界でも企業再編がさらに増えるだろう。当社は常に胸を開いているが、M&Aを行う場合でも企業理念が同じ企業と一緒になることが大事だ」

 

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