「ココが聞きたい」 メッセナゴヤ実行委員会委員長・立花貞司氏 メッセナゴヤ、異業種交流の傾向は?

更新日:2012年 10月23日 (火)

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「企業に本来の目的でつくった製品や要素技術が他業界にも使えることを発見してもらいたい」と話す立花委員長

 名古屋商工会議所などで構成するメッセナゴヤ実行委員会(立花貞司委員長)は、11月7日から10日まで、ポートメッセなごやで異業種交流展示会「メッセナゴヤ2012」を開催する。7回目の今年は過去最大の672の企業・団体が出展する。展示会のねらいと今後の運営方針を立花委員長に聞いた。
 ‐展示会の狙いと見どころは。
 「狙いは異業種に向けた販路拡大のお手伝いだ。企業に本来の目的でつくった製品や要素技術が他業界にも使えることを発見してもらいたい。特長は多くの企業に巡り会えることだ。しっかり見ていただくには3~4日かかると思う」
 ‐製造業の出展が増えた。
 「最終製品をつくる企業だけでなく、切削加工など中間行程を担う会社も増えている。高度な技術を売り込み、販路を拡大したい意識の高まりがある」
 ‐円高に伴う海外生産拡大に伴い、中部の産業は空洞化懸念がある。
 「要素技術を他業界に転用できれば、国内で販路を拡大できる余地はあると思う。メッセナゴヤが内需の掘り起こしに貢献できれば良い」
 ‐東北地区の企業も多く出展する。
 「ものづくり力が高い地域だ。東日本大震災直後に部品供給網が寸断し、自動車生産などに大きな影響を与えたことがそれを裏付ける。出展する東北企業の高い技術を見て、中部のメーカーが東北に工場を新設してみよう、という機運が高まればうれしい」
 ‐運営面の課題は。
 「公的支援の一層の充実だ。今年、ドイツの大規模な展示会を見学した。現地には、州や市の出資による展示会の運営会社がある。展示会の経済効果が高いと認識しているからだ。さらに、都市間で競争しながら、展示会の質を高めている」
 「メッセナゴヤを充実させ長く継続させるには、民間だけでは限界がある。愛知県や名古屋市には財政面で支援していただいているが、より一層の支援をお願いしたい」
 ‐メッセナゴヤの将来像を。
 「今後は異業種交流だけでなく、例えば、医療関連向けなど、テーマを決めた交流会もやっていければ良いと思う」

 

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