サガミチェーン社長 鎌田敏行氏 ナンバーワンヌードル企業へ戦略は? アジア「汁麺文化圏」重視

更新日:2012年 10月20日 (土)

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「国際化を進め、ナンバーワンヌードルカンパニーを目指す」と海外展開への意欲を語る鎌田社長

 サガミチェーンは2012年度の中間決算で、連結決算では初めて、単体では12年ぶりに黒字を確保した。今後も国内外へ戦略的な出店を続ける。中国上海市に5店舗を展開する海外店舗は、アジアを中心に店舗を増やしていく方針。「国際化の基盤づくりのため、人材教育に力を入れていく」と話す鎌田敏行社長に、今後の戦略を聞いた。
 ―中間期としては、連結決算で初の黒字だった。
 「会社の組織や制度の改革を進めてきた。それによって社員の意識が変わってきたことが大きい。5年以内に異動する『5年ルール』を全社員に適用したことで、(仕事のノウハウを)後任に伝えるという意識を育めた」
 「コスト削減を積極的に進めた。例えば、子会社を通じて食材の直輸入を増やしたり、新たにカット野菜の工場を作ったりしたことで食材コストを抑えた」
 ―海外展開の見通しは。
 「上海の店舗が軌道に乗り、海外戦略は今年度から第2段階に入った。国際化の基盤を作るため、特に人材教育に力を入れている。今年度行っている中国での100人研修に加え、12月からは順次、タイやベトナムなど5カ国に1人ずつ、計5人を1年間派遣する。負担は少なくないが、将来のために必要な投資だと考える」
 「日中関係については慎重に見ていくが、中国をはじめとしたアジア諸国は『汁麺文化圏』として重視している。10月下旬に香港に設立する子会社を拠点にして、早ければ来年から上海以外でも出店を始めたい。香港や台湾、シンガポール、タイなどが有力候補となるだろう」
 ―国内では特殊立地への出店を強化する方針を明らかにしている。
 「7月に高速道路のパーキングエリアに初出店した。11月には東京・青山のビルへの出店も果たす。今後も郊外型店舗に限らず、ショッピングセンターなどさまざまな立地への出店を検討していく」

 

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