「ココが聞きたい」 名古屋三越社長・佐々木敏夫氏 「ヌーベルバッグ」導入効果は 独自性ある売り場、好発進

更新日:2012年 10月19日 (金)

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「東京の三越伊勢丹店舗が実施している『店舗休業日制度』を2014年3月期中に名古屋三越でも導入したい」と話す佐々木敏夫社長

 2011年から大規模な売り場改装を行っている名古屋三越栄店。9月には改装の目玉である1階ハンドバックゾーン「ヌーベルバッグ」がオープンした。肝いりのハンドバックゾーンの導入から1カ月。改装後の手応えや今後の戦略について佐々木敏夫社長に聞いた。
 ―旧ルイ・ヴィトンの売り場から、独自性を持たせた自主編集売り場「ヌーベルバッグ」ゾーンに改装した狙いは。
 「百貨店業界は右肩下がりで、引き続き厳しい状況にある。原因は『百貨店の同質化』。どの百貨店でも同じ商品を販売し、独自性が薄れたため消費者の百貨店離れが進んだと考えている」
 「消費者の購買意欲を高めるには、他店と差別化した独自性ある売り場が必要と感じ、さまざまなブランドを取り扱うハンドバックゾーンを導入した。30代の女性をメーンターゲットにしている。売り場は季節感を演出するなど、栄店らしい売り場として生まれ変わった」
 ―改装1カ月後の手応えは。
 「予想を上回る好スタートを切った。ヌーベルバッグの商品の中心価格帯は3万円前後とルイ・ヴィトンの約半分程度。来店客数は事前想定以上で、好評を得ている」
 ―名古屋三越の今後の戦略は。
 「13年秋に売り場を改装する『サカエリモデル計画』の第1弾(SR1)を終了する。14年からSR2を始める予定だ。SR2では栄店、星ケ丘店、ラシック3店舗の連携を強化する」
 「連携強化の具体策として、従来別々だったPOSシステムや、顧客カード情報の統合などを考えている。3店舗の連携によるシナジー効果で、コスト削減などが期待できる」
 「栄地区全体の商業活性化策も考えている。栄地区を魅力ある街として盛り上げるため、栄地下街との連携も視野に、多方面で現在協議中だ」
 ―東京の三越伊勢丹店舗は元旦以外に休業する「店舗休業日制度」を導入した。
 「従業員に余裕ができ、接客サービスの向上が期待できる。2014年3月期中に名古屋三越でも導入を検討したい」

 

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