「ココが聞きたい」 第42回日韓技術士会議運営委員会委員長・中西利美氏 きょうから名古屋で技術士交流会

更新日:2012年 10月17日 (水)

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「日韓技術士の友好関係を一層深められるよう努力したい」と語る中西さん

 日韓両国の技術士が一堂に集まる「第42回日韓技術士会議」(日本技術士会主催)が、17日から3日間、名古屋市中村区の愛知県産業労働センター(ウインクあいち)で開かれる。1971年のソウル大会を皮切りに毎年1回、両国相互で開催してきたが、名古屋開催は今回が初めて。「モノづくりの聖地」とされる名古屋で、両国の技術士による活発な情報交換や友好行事が行われる予定だ。運営委員会委員長の中西利美さんに名古屋初開催の意気込みを聞いた。
 ―会議の概略から。
 「日韓技術士会議は、日本技術士会と韓国技術士会の協力関係を深めることに加え、両国の技術士の親善と技術交流の緊密化を目的に発足した。過去40年間で、機械や建設、環境部門など両国合計約6千人の技術士が交流した。近年は、技術士同士の情報交換に留まらず、企業間の商取引にも発展している」
 ―これまでの交流で気づいた点は。
 「韓国の技術士は、状況の変化に応じて機敏に動く機動力が優れている印象がある。研究過程で誤りが生じたら即座に誤りを認め、方向を修正する。日本は長年積み上げてきた研究成果にこだわりがあるために方向転換する判断が鈍るケースがある。ただ、ひたむきにモノづくりに向き合う日本技術士の姿勢は韓国も関心を抱いている。両国とも互いに刺激して切磋琢磨(せっさたくま)している」
 ―名古屋初開催の今回会議の特長について。
 「従来は、両国の技術士が研究成果を発表する場を用意してきたが、これに加えて今回は中部の企業を中心とした『企業パネル展示』を初めて行う。日本ガイシや金型製造メーカーの大垣精工(本社大垣市)、工場向け浄化槽製造メーカーのフジクリーン工業(本社名古屋市)などの企業担当者が自社の強みや今後の取り組みを説明する。日韓両国の技術士にモノづくりの理解を深めてもらう」
 ―運営委員長としての意気込みは。
 「現在、日韓の政治関係は極めて望ましくない状況だが、両国の技術士は友好関係を40年以上維持してきた実績がある。通常会議に加え、両国女性技術士による交流会や親善サッカー大会などの行事を通じて、友好関係を一層深められるよう努力する」

 

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