「ココが聞きたい」サーラ住宅社長・水谷九郎氏 消費税率アップはどう影響?

更新日:2012年 7月31日 (火)

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「名古屋、浜松エリアでシェアアップを図る」と話す水谷社長

 注文、分譲住宅の施工・販売を手がけるサーラ住宅(水谷九郎社長)の業績が改善している。2012年10月期の連結売上高は320億円と4年ぶりに300億円の大台回復を、営業利益も10億4千万円と過去2番目に高い水準をそれぞれ予想している。改革の進ちょく状況と今後の成長戦略について聞いた。
 ―足元の住宅市況について。
 「景気の持ち直し、住宅ローンの金利低下に加え、消費税率のアップも現実味を帯びてきたことから、住宅展示場への来場者数が増えている。市況の底は打ったという手ごたえを感じている。今中間期(11年11月~12年4月)の戸建て住宅の販売戸数は、前年同期比2割増の250戸。下期も同水準の販売を維持できると思っている」
 「中期的には、14年4月の消費税率の引き上げがどう市況に影響するかだ。来年9月までに契約すれば、物件の引き渡しが14年4月以降でも、増税分は免除される。来年9月ごろが、駆け込み需要の山になるだろう」
 ―東日本大震災を契機に消費者の間で住宅商品の志向にも変化がみられる。
 「7月から再生可能エネルギーの電力会社による買い取り価格が1キロワット当たり42円となった。太陽光発電装置を搭載した住宅は通常の商品に比べ200万円前後高くなるが、売電効果を考慮すれば、7年程度で元を取ることができる。当社でも太陽光発電装置を搭載した物件の売れ行きが全体の5割を超える月もある。7月から蒲郡市でスマートハウス9棟でつくる『スマートタウン』を開発、販売を始めた。今後もスマートタウンの開発を積極的に手がけていきたい」
 ―豊橋以外の地域でのブランド力の向上が課題だ。
 「豊橋はじめ東三河の戸建て分譲住宅では、現在、建物の完成前に全体の6割以上の物件を販売することができる。地域の皆さまから高い信頼を得ていることを実感している。施工方法の地道な改善に加え、ブランド力の向上が利益率の改善につながっている。今後は名古屋はじめ尾張エリア、浜松エリアについても経営資源を積極的に投入し、シェアアップを図りたい」

 

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