「ココが聞きたい」日本ゼネラルフード社長・西脇司氏 相次ぐ企業買収、その狙いは?

更新日:2012年 6月30日 (土)

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「3年後をメドにHD体制への移行も検討している」と話す西脇社長

 給食サービスを手掛ける日本ゼネラルフードはこのほど、東京電力の福利厚生事業を手掛ける東京リビングサービス(東京)を買収した。昨年には、三菱重工業グループの給食会社3社を買収するなど事業基盤の拡大に向けた動きを加速している。「名古屋を盤石にしながら、関東を攻めていきたい」と話す日本ゼネラルフードの西脇司社長に買収の理由や今後の方針などについて聞いた。
 ―東京リビングサービス買収の狙いは。
 「当社は市場規模の大きい関東地方で事業基盤の拡大を目指している。東電の100%子会社で事業所内の社員食堂や寮を管理運営する東京リビングサービスの買収が、関東での事業拡大の弾みになるとみている」
 「7月1日に東京リビングサービスの全株式を取得した後は、当社から役員を送るほか、仕入れの共通化などに取り組む。今回の買収により、グループ内で関東に本社機能を持つ企業が3社になる。効率的な業務体制を整えるため、9月までに日本ゼネラルフード東京本社、昨年買収したDSフードサービス、東京リビングサービスのオフィスを一カ所に集約する」
 「規模も拡大するため、物流拠点の開設も考えている。これまで関東で自社の物流拠点を持っていなかったが、商品の安定供給やトレーサービリティの観点からも、他社との提携により物流拠点を設けたいと思っている」
 ―今後の方針は。
 「当社で提供する給食はセントラルキッチンからの配送ではなく、食堂の調理場で手間暇をかけて調理することを売りにしている。今回の買収により、グループで毎日30万食、年間で1億食を提供することになる。受託先が増えても今後もお客さまの要望に応えるために、品質のレベルアップを図っていく」
 「グループ経営の効率化も進めなければならない。3年後をメドにグループ内の管理部門の統合やホールディングス体制への移行も検討している」

 

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