「ココが聞きたい」名古屋製酪社長・日比治雄氏 60周年、節目にどう攻める?

更新日:2012年 6月15日 (金)

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「60周年を迎える今年は新商品の市場投入を強化する」と語る日比社長

 めいらくグループの中核を担う名古屋製酪(本社名古屋市天白区)がことし12月、設立60周年を迎える。コーヒーフレッシュ「スジャータ」を筆頭に、ソフトクリームや飲料など、さまざまな商品を展開している。「原材料の調達、製造から物流までを全て手掛ける一貫性が強み」と語る日比治雄社長に、これまでの歩みや今後の戦略などについて聞いた。
 ―これまでの60年を振り返って。
 「ホテルやレストラン、喫茶店など業務用フレッシュクリームの製造販売がはじまり。その後、プロの味をご家庭へという創業者の強い思いから、一般家庭に普及していなかったフレッシュを『スジャータ』として発売した。名古屋地区では現在、ほぼ100%のホテルに納めている」
 「営業網の強化も進めてきた。中部地域を地盤としつつ、長野や広島など他のエリアに営業所を設置。今後は関東や関西地域でもシェアを高めていきたい」
 ―60周年を迎えることしの戦略は。
 「新商品の市場投入を強化する。例年の約1・5倍増となる60~70アイテムの発売を予定している。また、スジャータなどフレッシュ全体で1日1千万杯分の製造販売の達成を目標に掲げ、社員が一丸となって取り組んでいる」
 ―「TOMIスジャータミディアムアイス」などソフトクリームの販売活動に注力している。
 「従来からの『ミディアムアイス』に新商品『シルクアイス』を追加投入した。これをきっかけに新規販路を開拓する。5年後をめどに、抽出機械の設置台数を現在の3万台から10万台に増やしたい。10万台を達成すれば、ソフトクリーム関連で500億円の売り上げに手が届く。現在の売上構成比をみると、TOMIアイスは『スジャータ』に並ぶ主力商品に育ちつつある。今後は、一般家庭向けの商品開発にも着手したい」
―海外での事業展開は。
 「中国事業に注力している。2011年、上海で『ミディアムアイス』の営業を開始。日本から19人の営業担当者を派遣するなどして、営業活動を強化している。さらなる人員の増強を検討中だ。しっかりと足元を固めつつ、市場の大きな中国で取り扱い店舗を増やしていきたい」

 

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