「トップ登板」アサダ社長・浅田吉氏

更新日:2012年 5月30日 (水)

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「顧客の課題を即座に解決できる商品を提案したい」と語る浅田社長

 配管溶接治具、工具の生産販売を手がける、アサダ(本社名古屋市北区上飯田西町)の新社長に、浅田吉氏が就任した。浅田吉氏は、社長から会長に昇格した浅田一吉氏の実弟で、トップ交代は32年ぶり。貿易本部長、営業本部長などを歴任し、国内外の顧客の要望に対応してきた。「顧客の課題を的確に把握し、課題を即座に解決できる商品を提案したい」と語る浅田吉社長に、事業方針や経営課題を聞いた。
 ―最優先の課題は。
 「商品開発力の強化だ。開発部門は現在、20人弱だが、今後は段階的に人員を増強。主力の配管工具に加え、フロン回収装置などの環境機器の開発を強化する」
 「さらに、顧客の声を商品開発に生かす態勢づくりを整える。営業部隊が、顧客の生産現場へ訪問する頻度を増やし、課題を把握。その課題を解決できる機能を商品開発に反映させる。新商品の市場投入を急ぎたい」
 ―フロン回収装置の販売は国内トップだ。
 「当社は、30年以上前から、フロンを回収、再生する環境機器の生産販売に取り組んできた。自動車メーカーや電機メーカーなど、エアコンを取り扱う冷凍空調業界向けに商品を提案してきた。今後は、フロンの漏れを防止する商品を拡充する。フロン漏れの自動検知装置や、スプレーで吹きかけるフロン漏れ防止剤などの商品を提案していく」
 ―生産、販売拠点の考え方は。
 「現在、国内外に生産、販売拠点を18カ所構えている。今後は、受注拡大が見込まれる海外拠点の新増設を検討する。中国は、既存の上海の販売拠点で人員増強するか、中国の別地域に拠点を新設するかを早期に判断。インドは、2012年内の販売拠点新設を目指し、調査を進める。これら海外の拠点の拡充により、5年後をめどに総売上高の海外比率を現在の3割から5割程度に引き上げたい」

 

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