三井住友トラスト不動産中部営業本部執行役員本部長の森田幸雄氏=新会社中部をどう攻める

更新日:2012年 4月23日 (月)

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「不動産は開発から流通の時代になる」と話す森田さん

 すみしん不動産と中央三井信不動産が4月1日付で経営統合し、三井住友トラスト不動産(東京都)が誕生した。中部地区を管轄する中部営業本部執行役員本部長の森田幸雄氏に中部地区の事業戦略を聞いた。
  ―新会社の中部地区の陣容は。
 「旧すみしん不動産の拠点は名古屋市内に5拠点。個人向けの不動産仲介が得意で地域に密着した事業を展開していた。一方、旧中央三井信不動産は法人向けの不動産仲介が中心で、拠点は1拠点のみ。新会社の中部地区の陣容は6拠点、営業担当者は50人超の規模になった」
 ―中部営業本部として目標とする指標は。
 「新会社の中で、中部地区の存在感を示していきたい。統合前は会社(旧すみしん不動産の場合)全体の不動産仲介手数料収入に占める中部地区のシェアは7~8%だったが、統合を機に10%まで引き上げたい」
 ―具体的な戦略は。
 「中部営業本部管内の前年度の不動産仲介手数料収入は、旧すみしん不動産が6億円強、旧中央三井信不動産が2億円強だった。名古屋市内はまだまだ拠点を開設する余地がある。年内に1拠点、2~3年以内には市内10拠点体制にしたい」
 「さらに、早々にも法人営業部を立ち上げる。工場や病院など中小規模の不動産をターゲットにしていく。用地価格が高額なため利益率も高い。こうした取り組みで不動産仲介手数料収入で10億円規模を目指す」
 ―合併による相乗効果をどう引き出してくのか。
 「当社は親会社の住友信託銀行と中央三井信託銀行の経営統合に伴い誕生した。住友信託銀は名古屋市内に支店が2拠点しかなかったが、旧中央三井信託銀は岡崎や豊橋など三河地方にも支店があった。親会社とも連携を密にして、事業を拡大していく。三河地方にも拠点を開設することがあるかもしれない」
 ―今後の不動産市況をどうみる。
 「不動産は開発から流通の時代になる。今後、少子化で両親の土地をいくつも相続するケースが増えるだろう。簡単な事例だが、2カ所を相続しても、どちらかは遊休地になる。そうなると処分するケースも増える。まさに流通の時代だ」

 

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