「ココが聞きたい」イズミック社長・盛田宏氏 社名変更20年、次はどう攻める?

更新日:2012年 4月13日 (金)

120413Morita.jpg

「メーカーと小売りの結節点として、卸の役割をきちんと果たしていきたい」と語る盛田社長

 酒類・食品総合卸のイズミックは、山泉商会から社名変更してこのほど20周年を迎えた。提案型営業「リテールサポート」など、小売店などの得意先を対象に独自の経営支援を実施している。2012年を新たなスタートの年と位置付ける盛田宏社長に、今後の戦略などについて聞いた。
 ―この20年を振り返って
 「2011年は、イズミックに社名変更してから20年という節目の年。リテールサポートを打ち出した。リテールサポートとは、商品提案から売り場づくりまでを総合的に支援する提案型営業のこと。サポートを実施している店舗数は現在約1250店で、得意先から好評を得ている。(イズミックは)メーカーと小売りをつなぐ流通の結節点。今後、営業の質をより高め、得意先の経営支援を強化していく」
 「さらに、近年はSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用して消費者と積極的に交流するなど、消費者の声を商品提案に活用している。オリジナル商品の開発にも力を入れていきたい」
 ―イズミックを中核としたMICSグループは商品を共同開発するなど連携を強化している。
 「関連会社などで組織するMICSグループは、メーカー、卸、小売りという製販三層を備えている。例えば、メーカーの強みであるオリジナル商品の開発力と、小売りの強みである情報収集力を生かすことで、消費者ニーズに応じた商品を提供することが比較的容易にできる。各社の強みを生かしながら互いに相乗効果を高め合うことで、グループ全体の成長につながると考えている」
 ―今後の戦略は。
 「勉強会を開催するなどして専門知識を身につけた営業担当者を増やし、付加価値を高めたワインや地酒の販売を強化する。日本酒を好む高齢者が多い地域では日本酒の構成比を増やすなど、地域性や客の年齢層に応じた商品企画を得意先に提案し、ニーズに応えていく」
 「また、酒類よりも高い利益率を確保できる食品事業に注力し、利益拡大を目指す。食品の専任者を新たに配置し、業務用・加工用食品の新規販路を開拓したいと考えている。今後3年をめどに、食品など非酒類の売り上げ構成比を現在の3割弱から4割まで持っていきたい」

 

中部経済新聞の記事がスマホで読めます

2012年 4月13日の記事一覧

ニュースカレンダー

読み込み中...

過去の記事はこちらのページからご覧ください。

カテゴリー一覧

新聞の記事などについてのお問い合わせは、以下までお電話下さい。
中部経済新聞社 編集部
TEL : 052-561-5212

皆様の生の声をお聞かせ下さい。
記事に対する意見・ニュース提供

 

現在の位置:ホーム > ニュース > 2012年4月 > 13日 > 「ココが聞きたい」イズミック社...