「ココが聞きたい」トヨタ車体社長・網岡卓二氏 完全子会社化で車づくりは?

更新日:2012年 4月11日 (水)

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「今後、海外で車両事業を育てていきたい」と語る網岡社長

 トヨタ車体は今年1月にトヨタ自動車の完全子会社となり、新たな一歩を踏み出した。トヨタグループのミニバン、商用車、SUV(スポーツ用多目的車)専門の完成車メーカーとして、企画・開発から生産まで一気通貫の車づくりに取り組む。網岡卓二社長に、完成車メーカーの将来像を聞いた。
 ―完成車メーカーに向けた取り組みは。
 「これまではアッパーボデーの開発が中心だったが、足回り部分に開発領域を広げる。今年1月に新設した『車両設計部』でプラットホーム(車台)の開発を進めていく。車両の自社開発の割合を現在の5割弱から、2015年にも9割に引き上げる。エンジン以外はすべて自社で実現できるようにしたい」
 「部品についても、自ら調達していく。自社調達の比率を現在の3割から、15年にも7割に高める。トヨタから支給される部品を使うよりも、部品メーカーと一緒になって開発を進める方が、トヨタに対しても積極的に提案できる。いい部品があれば、どこからでも買う。部品発注の門戸を広げたい」
 ―今後の海外事業について。
 「トヨタのタイの現地法人を今夏に子会社化し、車両生産を始める。今後、インドネシアでも生産する。これまで海外では部品や特装事業にとどまっていたが、今後、海外で車両事業を育てていきたい。新興国を中心にミニバン、商用車、SUVは大きな需要が見込める。そのために自ら市場調査に取り組み、自ら商品を企画できるようにする」
 ―現在開発している新しい超小型電気自動車(EV)「コムス」の展開は。
 「近距離移動は1人乗りEVの需要が見込める。新型車は現行コムスよりも安くて、おしゃれなデザインにする。日本国内で7月にも生産を始める。将来的に海外でも販売したい」

 

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