リンナイ社長・内藤弘康氏=ガスへの期待高いですね

更新日:2012年 4月10日 (火)

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「各国のエネルギー事情に合わせた製品を投入していく」と話す内藤社長

 コンロや給湯器などを生産するリンナイ。東日本大震災以降、国内でエネルギー政策の見直し議論が進む。電力不足懸念が高まるなか、ガスへの期待は高い。2012年度の経営環境の見通しや事業方針を内藤弘康社長に聞いた。
 ―12年度の海外事業の見通しは。
 「期待する国は多いが、その一つが米国だ。給湯器は、大容量のタンクを備える貯湯式が主流。しかし、近年は、小型、省エネ、湯切れの心配がないタンクレス給湯器の引き合いが増えている」
 ―インドネシア工場はコンロ生産世界一。6月に新工場を稼働する。
 「既存工場の生産体制は3直フル生産だが、販売に追い付かない。国策でガスコンロが普及し、買い替え需要が急増している。今後も人口が増える見通しで、市場環境は良い。新工場稼働によって同国内のシェアは足元の約6割から14年に7割に高まる見込みだ」
 ―海外事業が好調だが、基本戦略は。
 「現地に企画、生産、販売、そして経営も任せている。コンロや給湯器は国ごとに使用条件が異なるためだ。日本からあまり口出ししないが、営業利益率10%超の好調な会社が多い」
 ―国内のものづくりの方向性は。
 「今後、利益を大きく伸ばすのは難しい。しかし、国内は大事にする。国内市場の要求レベルは非常に高く、技術や品質を鍛えられるからだ。海外でその技術などを応用していく」
 ―世界中で新しいガスの採掘が増えている。ガス器具の販売戦略は。
 「各国のエネルギー事情に合わせた製品を投入していく。当社はガス器具が中心だ。しかし、国によっては再生可能エネルギーが普及しておりガスより電気が安い。こうした国には電気器具を売っていく」
 ―国内では原発問題を踏まえたエネルギー政策の見直し議論が進む。
 「難しい問題だ。ただ、電力使用量をいかに下げるか、という議論が多い。ガスの使用も踏まえた議論が増えてもいいと思う」

 

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