名古屋三越星ヶ丘店店長・伊神鉱治氏 百貨店離れの中 好調の要因は?

更新日:2012年 3月31日 (土)

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「来月以降も好調に推移するとみている」と話す伊神店長

 名古屋三越星ヶ丘店は、昨年4月から今年2月までの月次売上高が11カ月連続で前年同月実績を上回っている。3月も好調に推移しており、12カ月連続の前年超えが射程圏内だ。名古屋市内の百貨店で11カ月連続で前年を上回るのは、三越星ヶ丘店とJR名古屋高島屋の2店のみ。好調の要因について名古屋三越星ヶ丘店の伊神鉱治店長に聞いた。 
 ―好調の要因は。
 「星が丘エリアでマンション建設が進み、人口が増えていることが大きい。星が丘は住み心地の良い場所と評価が高く、とりわけ、所得水準の高い住民が増え、売り上げを押し上げている。来店客数は売上高と同様に昨年4月から前年実績を上回っている」
 ―どう顧客を取り込んでいるのか。
 「昨年11月に近隣にある星が丘テラスのイルミネーションの点灯式にあわせ、お得意様を集めたワインパーティーを開催した。こうした地域に密着した企画で顧客づくりを図っている。また、量販店との差別化を図るため、化粧品売り場を拡充してきた。これが当たり集客に寄与している。先月実施した春の北海道物産展はこれまで以上に充実した内容とし、春開催としては過去最高の売り上げを確保した。一つひとつの施策がうまくいっている」
 ―今3月期の売上高見通しは。
 「前期を上回る190億円を見込んでいる。来期は今期見込み比5%増の200億円を目指す。06年以降、百貨店離れが叫ばれる中、これだけ好調な店舗は全国的にも少ないと思う」
 ―好調を持続するための今後の課題は。
 「衣料品の強化が必要だ。当店は平日で1万6千人、休日で2万人程度が来店する割に売り上げが少ない。これだけの来店客数であれば、もっと売り上げがあってもいい。食品を買い求めるお客をファッションの購買につなげる施策が必要で、今後は30代後半の女性をターゲットにしたファッションを強化すべきだ。トレンドに敏感に反応し、お客さまの購買意欲を高めるような魅力的な売り場を作っていくことが好調を持続させために欠かせない」

 

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