「新規上場」ブロンコビリー 竹市靖公社長に聞く

更新日:2011年 9月 7日 (水)

110907Bronco.jpg

「地元や関東で知名度を高めたい」と語る竹市社長

 ステーキレストランを運営するブロンコビリー(本社名古屋市名東区、竹市靖公社長)はこのほど名証2部、東証2部に上場した。愛知県内を中心にステーキレストランを67店舗運営している。上場を契機に地元や関東で知名度を高め、出店ペースを加速。業容拡大を目指す。竹市靖公社長に上場の狙いや今後の経営戦略を聞いた。
 ―上場の狙いは。
 「地元である中部をはじめ、関東や全国で当社の知名度を上げるためだ。出店を加速することはもちろんだが、当然、従業員のレベルも上げなければならない。新たな人材を幅広いエリアから採用するうえで上場のメリットは高いと考えた」
 「ただ、上場はゴールではなくあくまで1つの通過点。今後はメニューや社員教育など、すべての面で総合的にレベルを高め、強い会社にしていきたい」
 ―強みは。
 「一般的なステーキレストランよりもやや高い単価で、良質な素材を提供できる店づくりを目指している。04年から新たな試みとして、オープンキッチンやサラダバーを導入した。特にサラダバーは旬の食材を入れた20種類前後の豊富なメニューが女性客に人気だ」
 「4年前に日本航空の稲盛和夫会長が提唱する『アメーバ経営』を導入した。前日の各店舗の売上高を翌日、本部がすぐに把握するなど、経営に関するスピードを高める努力をしてきた」
 ―今後の出店や新規投資に関しては。
 「これまでの倍のペースとなる年10店舗で出店を進める。このうち7店舗を関東、3店舗を中部を含むそれ以外の地域としたい。将来的に関東の店舗数は中部を上回る規模に広げる。全社店舗数は年内に70店舗を達成できる見通しで、中長期的に100店舗を目指す」
 「現在、中部に加工工場を持っているが、関東で継続的に年5~10店出せる体制になれば、関東にも加工工場を新設することを検討したい」
 ―上場後の財務目標は。
 「売上高目標は公表しないが、売上高経常利益率17%達成が1つの目標だ。当社は6月時点で16・4%と業界内で高い水準にあり、この水準を維持していく」
 ―東証で単独上場を目指す企業が多いなか、名証、東証の同時上場を選んだ。
 「当社は名古屋で生まれ、名古屋で育てられた会社。まずは地元の株主の皆様に利益還元することが一番の使命と考えている」

 

中部経済新聞の記事がスマホで読めます

2011年 9月 7日の記事一覧

ニュースカレンダー

読み込み中...

過去の記事はこちらのページからご覧ください。

カテゴリー一覧

新聞の記事などについてのお問い合わせは、以下までお電話下さい。
中部経済新聞社 編集部
TEL : 052-561-5212

皆様の生の声をお聞かせ下さい。
記事に対する意見・ニュース提供

 

現在の位置:ホーム > ニュース > 2011年9月 > 7日 > 「新規上場」ブロンコビリー 竹...