メイテツコム社長・日比喜博氏

更新日:2011年 8月19日 (金)

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「顧客企業に、最適なITソリューションを提供する」と話す日比社長

 名古屋鉄道グループで情報システム開発・運用を手がけるメイテツコム(本社名古屋市中村区)の新社長に、日比喜博氏が常務から昇格、就任した。メイテツコムはことし9月に、創業35周年を迎える。実質上、同社初の生え抜き社長となる日比社長に、就任の抱負や今後の見通しなどを聞いた。
 ―抱負から。
 「IT戦略の企画からシステムの開発、運用・保守まで一貫して手がけることで、顧客の企業価値を高められるようなワンストップのサービスを提供していく。顧客企業の『情報システム部門』としての機能をさらに強化し、業務に役立つ最適なITソリューションを提供していきたい」
 「また、もともと名鉄グループの情報子会社として設立された経緯から、(交通や物流、流通など)さまざまな業種のシステム運用ノウハウの蓄積がある。これらを商品化して、グループ以外の取引も積極的に拡大していきたい」
 ―東日本大震災の影響は。
 「直接的な影響はない。情報システムは社会情報基盤を担っており、安定稼働が重要な使命だ。既にデータセンターに免震構造や自家発電装置を備えているが、ITが使えなくなった場合にどうするか、BCP(事業継続計画)やBCM(事業継続管理)など災害時の対策について、改めて顧客と一緒に考えていくつもりだ」
 ―「エンジニア集団」としての、従業員教育は。
 「技術者には、ほぼ全員に情報処理技術関係の資格を取得させている。加えて、技術ばかりに偏らないよう、顧客のビジネスモデルなどについても継続的に勉強の場を提供している」
 「社内の技術を融合し磨きをかけるために、4月に『営業統括部』を新設した。今後、社内外で異業種間の連携がどんどん増えていくと予想している。従来は業種別に分かれていた営業部隊を一本化し、サービスの質をより一層、高めていく」
 ―来年度から新しい中期経営計画が始まる。方向性は。
 「名鉄グループ以外の売り上げ比率は、約5割まで高まった。どこでも通用するような情報システム会社であることが、グループの一員としてグループ各社の成長に貢献することにもつながる。ネットワーク上でソフトウエアを貸し出す『ASP』や、クラウドコンピューティングサービスなどの展開を加速し、新しいマーケットを開拓していく」

 

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