萩原電気社長・岩井三津雄氏

更新日:2011年 8月10日 (水)

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「海外のサポート態勢を充実させたい」と話す岩井社長

 電子部品商社の萩原電気の新社長に、岩井三津雄氏が6月29日付で就任した。創業家出身者以外からの社長就任は初めて。主得意先の中部の自動車・同部品メーカーが海外展開を加速させるなか、グローバル対応と新たな得意先の開拓などが課題となる。成長戦略について岩井社長に聞いた。
 ―就任の抱負から。
 「当社の経営理念である「創造と挑戦」を踏襲していきたい。また、中期経営計画で掲げた、2016年3月期の連結売上高を1千億円(11年3月期実績630億7600万円)に引き上げる、という目標に向けてまい進したい。そのためにお客様に感動を与えると同時に、お客様から選ばれる会社になりたい」
 ―東日本大震災では、サプライチェーン(供給網)の寸断などで中部の自動車業界は大きな影響を受けた。事業継続計画(BCP)など震災を機に見直している点は。
 「得意先、仕入れ先、当社を含めて、流通在庫をどのくらいにすべきか、生産拠点のリスク分散をどう進めていくのかなど多くのテーマについて協議している。(トヨタ自動車が表明した)車載用半導体の一部標準化については、お話をうかがっている段階。何ができるか当社としても積極的に対応していきたい」
 ―1ドル=80円を切る「超円高時代」に突入した。グローバル化への対応も待ったなしだ。
 「これまでは半導体という製品特性から国内だけで商売できたが、今後はそうもいかない。得意先が生産拠点に加え、開発拠点も海外に移している。中国はじめ海外での営業活動を強化するほか、得意先へのサポート態勢を充実させる必要がある。中国国内は既存の上海に加え、天津、広州にも拠点を構える必要がある」
 ―自動車業界への依存が高い。
 「中部地方は、自動車業界に加え、工作機械、電機、電子部品産業など製造業のすそ野が広い。提案活動に力を入れたい」

 

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