名鉄観光バス・加藤信貴氏

更新日:2011年 8月 3日 (水)

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「従業員の気持ちをひとつにまとめていきたい」と話す加藤社長

 名古屋鉄道グループで、貸し切り・観光バスを運行する名鉄観光バス(本社名古屋市)の新社長に、濃飛乗合自動車社長だった加藤信貴氏が就任した。名鉄観光バスは2008年7月にグループ3社を吸収合併。丸3年が経過した。組織の結束力を固めて成長を図る。約30年にわたりバス畑を歩んできた加藤社長に、抱負や今後の戦略などについて聞いた。
 ―就任の抱負から。
 「3年前に名古屋観光日急、名鉄西部観光バス、名鉄東部観光バスを合併し、現在の姿になった。保有車両総数は300台規模で、業界最多。規模だけでなく、サービスや安全などの面においても日本一をめざす。そのためにも、『お客様本位』『地域本位』『無駄遣いなし』の3つを基本指針に、従業員の気持ちをひとつにまとめていきたい」
 ―具体的には。
 「まず、車両のデザインが(合併前のままで)バラバラなので、統一したい。年間40台くらいずつを対象にしていく予定だ。また、安全を徹底する社内風土をより一層、強いものにするためにハード面、ソフト面ともに改めて整備していく」
 ―東日本大震災の影響は。
 「震災直後の4月は、客足が前年同月比4割ほど落ち込んだが、5月、6月と月を追って影響は緩和されてきており、足元は実質的にほぼ前年並みに戻った。ただ、外国人客の戻りは悪く、本格回復には至っていない。下期以降の本格回復を期待したい」
 ―商品開発や、営業施策は。
 「7月から、名古屋鉄道本体が企画・運営していた『日帰りハイキング』の業務が、当社に移管された。これを機に7月1日付でハイキング課を新設し、担当者を6人置いた。(私自身が)名鉄時代にはハイキングの企画・運営に携わっており、縁があると感じている。たとえば、地元の人しか知らない名所を歩いて巡るコースなど、新しい企画を立てていきたい」
 「この地域で多くの人に認知いただいている『ドラゴンズパック』は、宣伝方法や価格など、従来はあまり手をつけていなかった部分にも切り込み、商品力を向上させたい。7月に立ち上げた女性限定のバスツアーブランド『ひめ旅』は、10代~30代女性の、新しい客層を開拓しようという初の試み。今後も、さまざまな切り口を提案していきたい」

 

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