テスク社長・梅田源氏

更新日:2011年 7月29日 (金)

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「技能やノウハウを次世代に引き継ぐことに注力したい」と話す梅田新社長

 流通業向けソフトウエアの開発などを手がけるテスクの新社長に、梅田源氏が就任した。梅田源氏は梅田渉前社長(現会長)の長男。リーマン・ショック、東日本大震災の影響で、企業のIT関連への設備投資は抑制傾向が続いている。厳しい経済情勢に33歳の若手社長はどう挑むのか。梅田新社長に抱負や経営計画を聞いた。
 ―社長就任の抱負から。
 「テスクは今期で38期目を迎え、創業期の若手メンバーが経験を重ね、今では経営を担う立場にある。長年同じメンバーで仕事をしていることから、組織運営上、どうしても甘い部分があるのではと感じている。また、当社は全社員が新卒採用で、中途入社は日本IBMから転職した私のみ。同業他社の内情を知る唯一の人間として、チェック機能も果たしたい」
 ―経営計画は。
 「当社にはIT業界の創成期から働く社員が残っており、流通業向けの基幹システムを一貫して開発してきた技術と経験がある。ノウハウを次世代に引き継ぐ必要性から、技能継承を進めている。一例として、ソフトウエア開発のチームリーダーとなるプロジェクトマネジャーの評価項目に『人材の育成』を明記した。また、これまで開発チームを編成する場合、手が空いている社員を集めてチームを作っていたが、有望な若手を優秀なプロジェクトマネジャーの下に配置するなど、社をあげて技能継承に取り組んでいる」
 「今期から仕事の外部委託を始めた。これまで、全てのソフトウエア開発を自社で賄っており、外部委託をしてこなかった。従って、受注できる仕事量に限界がある。一定以上の受注に迅速に対応するためにも、外部委託の活用ノウハウを学ぶことが直近の課題だ」
 ―東日本大震災の影響は。
 「当社の売り上げの半分は小売業が占めている。買いだめ需要などで、小売業の業績は悪くない。マイナス影響はほとんどないだろう。また、災害時のリスク分散のニーズは高まると見ており、データセンターやクラウドコンピューティングなど、顧客の要望があれば応えられるよう準備したい」
 ―今期の見通しは。
 「今期は全ての利益段階で黒字化を達成できる見込みだ。そのために必要な受注数も確保している。不採算案件にならないよう、プロジェクト管理を徹底したい」

 

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