「トップ登板」シーキューブ社長・橋本渉氏

更新日:2011年 7月 1日 (金)

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「震災を機にインフラ設備の作り方が変化する」と話す橋本社長

 通信関連建設会社シーキューブの新社長に、6月28日付で橋本渉氏が就任した。東日本大震災の発生、スマートフォン(多機能携帯電話)の増加、全世帯に光ファイバー通信回線を普及させる「光の道」構想など経営環境は大きく変化しつつある。橋本社長に抱負や成長戦略について聞いた。
 ―東日本大震災の影響は。
 「震災発生後、復旧支援本部を設立し、従業員を被災地に派遣してきた。その影響で他の工事が一部遅れたが、4~5月中にほぼ取り戻すことができた」
 「震災を機にインフラ設備の作り方が変わり、これまで以上に信頼性がキーワードになると考えている。既に、携帯電話基地局を高台に移すことやバッテリーを増強するなどの話が出ている。そういった工事が増えてくるだろう」
 ―事業の見通しは。
 「今後、光回線を利活用していく時代に入る。家電などをネットでつなぎ、より生活を便利にする『家デジ』サービスの増加に伴う関連工事が出てくると考えている。光回線の整備もまだまだ続くだろう。携帯電話関連はスマートフォンに対応する高速大容量の通信サービス網の拡充工事が、広がると予想している」
 「また、09年からNTT西日本の保守業務を受託している。電柱のメンテナンスなどを請け負っている。まだ数億円規模の売り上げだが、今後しっかりと利益の出る仕組みを構築したい」
 ―課題は。
 「リーマンショック、震災が続き、当社の情報システム事業は投資抑制の影響をもろに受けた。ただ、震災復興という次のステップに入り、システムへの投資を抑えていた反動が噴出すると見ている」
 「13年3月期を最終年度とする中期経営計画では、売り上げ600億円、営業利益24億円を掲げている。11年3月期の売り上げは約500億円だったが、営業利益は23億円と達成しつつある。残り約2年で情報システム事業を拡大し、目標をクリアしたい」
 ―抱負は。
 「従業員が子どもを当社に入社させたいと思うような会社にしたい。一言でいうと『すごい会社』を目指す。そのために、前社長が取り組んできた社員の技術力向上と先進性を重視し、顧客満足度を追求していきたい」

 

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