「トップ登板」青山製作所社長・青山幸義氏

更新日:2011年 4月 6日 (水)

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「当社は、今も昔も工場が商品。この方針は世代交代しても変わりはない」と語る青山社長

 ボルトナット、樹脂製品製造の青山製作所の新社長に1日付で青山幸義氏が就任した。トップ交代は34年ぶり。幸義氏は同日付で会長に就任した青山義光氏の長男で、中部の部品メーカー社長としては、異例の若さでの就任となる。自動車業界は、東日本大震災の影響で車両生産の全面再開のメドが立っておらず、見通しは厳しい。青山社長に抱負や事業戦略について聞いた。
 ―就任の抱負から。
 「身が引き締まる思い。品質保証部長や生産技術本部長などで習得した経験を存分に生かしたい。震災で産業界全体が深刻な影響を受け、逆風下の就任となったが、顧客の生産量の変動に素早く対応できる準備を整える」
 ―4月からの新体制について。
 「自ら学び、変革し、グローバル競争を勝ち抜くために2011年から5カ年の中期計画を策定した。その一環として『グローバル営業推進室』を新設し海外営業を強化する。顧客の自動車販売台数が伸長すれば部品供給量も増えるが、他力本願ではなく、自力で売り上げを拡大できる商品を開発し供給する」
 ―部品の軽量化や小型化は今後の最重要テーマになる。
 「当社は、今も昔も工場が商品。この方針は世代交代しても変わりはない。高品質の製品を供給する工場を顧客に直接見てもらい、認めて頂くことが重要だ。ただし、要求された製品をつくれば良いという発想は間違い。要求に応えるだけの受け身の態勢では、グローバル競争は勝ち抜けない。自社から率先して動き、顧客に貢献できる製品を開発することで、要求に対応していく」
 ―グローバルの生産体制について。
 「当面は米欧など現在の拠点で生産可能な品目を拡大する。足元は円高に推移しており、部品メーカーにとっても現在の為替水準は厳しい。しかし、国内は雇用やモノづくりの文化を守るために、原価低減を徹底。円高でも採算が取れる競争力の高い部品を供給する」

 

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