タキヒヨー次期社長・滝一夫氏

更新日:2011年 2月22日 (火)

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「「グローバルチャレンジ」を遂行したい」と語る滝次期社長

 創業260年を迎えた繊維商社・タキヒヨーの社長に常務の滝一夫氏が就任する。同社代目の社長として、伯父である現社長の滝茂夫氏からバトンを引き継ぐ。海外経験が長く、アジア、欧州など海外市場への挑戦という長期ビジョン遂行に向け、リーダーシップを取る。「変革と前進」、「グローバルチャレンジ」を目標に掲げ「世界で戦えるタキヒヨーブランドを創出したい」と語る滝次期社長に、意気込みを聞いた。
(聞き手・川上梓)
 ―就任にあたり、海外への挑戦をキーワードに掲げた。
 「タキヒヨーの年間売上高約700億円のうち、海外売上高比率は5%程度に過ぎない。アジア、欧州で海外拠点を展開しているとはいえ、国内で稼ぐ比率が高いのは間違いない。ただちに海外向けに特化したビジネスに転換するのではなく、我々が国内で培ってきたものづくりのノウハウを土台に、新しい分野への進出を目指していく」
 ―具体的には。
 「海外への挑戦を2本柱で考えている。1つは世界の中のタキヒヨーとして対外的に踏み出す施策。2つ目は国際化に対応した人材育成など内部の改革。これを並行して行う」
 ―今期(11年2月期)は韓国やアメリカに相次いで営業拠点を設けた。来期の施策は。
 「現地法人の人員を増やすなど、本格的な海外ビジネスを軌道に乗せる。既に(東南アジアの生産地開拓を含めた)プロジェクトチームが動き出したが、来期は若手を中心に海外へ積極的に人材を送り込む。やる気のあるスタッフを社内で公募する方式も検討していく」
 ―今期は大幅な組織再編を進めた。来期以降の運営は。
 「アパレル、百貨店、テキスタイルなど縦割り型の部署の垣根を取り払った。素材(川上)から繊維製品(川下)まで一貫した提案力を育成するためだが、すぐに結果が出るとは思っていない。来期は枠組みは大きく変えないが、中長期的には全部署のアイデアを集約する、基幹部署の設置を考えている」
 ―創業260年を迎えた。
 「当社の歴史の中で転機は多くあったが、ここまで歩んでこられたのは変革のスピードを緩めなかったからだ。和装から洋装への変化にいち早く対応したように、スピード感を持って時代の変化に対応する姿勢が一層、問われてくるだろう」

 

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