「トップ登板」名商会頭 高橋治朗氏

更新日:2010年 11月10日 (水)

101110Tkahasi.JPG

「みんなで知恵を出し合おう」と呼びかける高橋会頭

 名古屋商工会議所の新会頭に高橋治朗・副会頭(77、名港海運会長)が就任した。名商の130年あまりの長い歴史のなかで、名港海運からの会頭輩出は初めて。円高、デフレが深刻化するなか、中小企業の業績悪化、外国人観光客の名古屋への誘致、街づくり、中部国際空港の旅客数の低迷など名古屋経済界の課題は山積している。会頭就任の抱負、名古屋経済の活性化について高橋会頭に聞いた。
 ―キャッチフレーズとして「共創と前進」を掲げた。
 「『共創』を掲げたのは、一人ではいい知恵は出ないが、みんなで知恵を出し合えば、よりよいアイデアが出てくると思うからだ。名古屋の活性化、会議所のさまざまな活動に加え、個々の企業でも他社との連携、協力を通じて新しい売り方などのアイデアが生まれることが多い」
 「『前進』は経済環境が悪化するなか、一つでも二つでも良いところを見つけて、前を向いて考えていこうという意味だ。駄目だ、駄目だと言っていても始まらない」
 ―来年は名商創立130周年という節目の年を迎える。
 「一大イベントだ。来年早々には、記念事業として『TheNextNagoya大交流会』を開催する。明日の名古屋を担う若手1300人が集まる、ビジネス交流会だ。新たな人脈を築く場になればと思っている」
 「名古屋商工会議所は1881年に初代会頭の伊藤次郎左衛門祐昌氏はじめ43人の実業家有志によって設立された。『商工業の発展をもって地域社会に貢献する』などの創立の原点に立ち返り、経済界の果たすべき役割を考えていきたい」
 ―名古屋、愛知の知名度向上のため、ポストCOP10などの課題は。
 「いろいろ考えなければならない課題だと思っている。(名商が主導的な役割を果たしている、異業種交流会)『メッセナゴヤ』はことし450社が出展し大変な賑わいをみせた。ただ、もう少し見る側の視点というかお客様目線の展示、レイアウトなど改善の余地もある。出展方法も企業単位に加え、各種の業界団体ごとの出展も検討してみたらどうか。ビジネス交流会という役割に加え、産業界を学ぶ学生の教育の場にも活用できるようになれば、と思っている。みんなで知恵を出し合うべきだ」 

 

中部経済新聞の記事がスマホで読めます

2010年 11月10日の記事一覧

ニュースカレンダー

読み込み中...

過去の記事はこちらのページからご覧ください。

カテゴリー一覧

新聞の記事などについてのお問い合わせは、以下までお電話下さい。
中部経済新聞社 編集部
TEL : 052-561-5212

皆様の生の声をお聞かせ下さい。
記事に対する意見・ニュース提供

 

現在の位置:ホーム > ニュース > 2010年11月 > 10日 > 「トップ登板」名商会頭 高橋治...