観測気球=名古屋の百貨店「盟主」交代?

更新日:2010年 9月27日 (月)

 名古屋市内の百貨店で盟主(地域一番店)が交代する。そんな事態が現実味を帯びてきた。8月の市内百貨店5社の合計売上高は2年9カ月ぶりのプラス。久しぶりの明るい話題に業界は沸いたが、その影に盟主交代への兆候がのぞいていた。
 地域一番店の地位を守っている松坂屋名古屋店(8月売上高66億4300万円)に、ジェイアール名古屋高島屋(同66億500万円)がじわり迫った。その差はわずか3800万円。単純計算だと1日の売上高は約2億2千万円だから、その6分の1。ほぼ並んだに等しい。
 松坂屋は来年度以降に大規模改装を控え、JR高島屋は2016年度開業予定の新ターミナルビルへの増床を計画する。中長期的には、お互い成長戦略を描こうとしている。
 だが、勝負は足元。数年先という悠長な話ではない。9月は両店とも大規模な周年企画で、し烈な競争を続けている。地域一番店であるかどうかは社員の志気に大きな影響を与え、意地とプライドの勝負でもある。地殻変動を予知した。

 

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