「トップ登板」愛知信用金庫理事長 鍵谷憲一氏

更新日:2010年 8月25日 (水)

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「信金の原点に立ち返る」と話す鍵谷理事長

 愛知信用金庫の新理事長に、鍵谷憲一氏が就任した。愛知信金は名古屋市内を中心に営業展開する都市型信金。肥沃(ひよく)なマーケットである名古屋では、地元地方銀行に加え、近隣の信金も経営資源を重点的に振り向けるなど金融機関の貸し出し競争は激しさを増す一方。鍵谷理事長に就任の抱負、成長戦略などについて聞いた。
 ―就任の抱負から。
 「まず信用金庫の原点に立ち返り、顧客に目を向けた対話重視の活動に力を入れる。職員一人ひとりが専門知識を含む幅広い知識を吸収し、信金職員としての会話能力を高めていきたい」
 「また、新規取引先を開拓することが私たちの仕事である、という認識を役職員全員で共有する。支店の役職員が渉外活動にあてる時間をこれまで以上に確保できるように事務の効率化、事務作業能力の向上にも務めたい」
 ―地元の地方銀行や近隣の信金も名古屋での営業活動に力を入れている。
 「営業エリア内でメガバンク、地銀などと競合しない信金本来の取引先対象といえる、従業員30人以下の中小企業の発掘と育成が私たちの使命だ。当社の経営面でも融資先の小口分散、取引先数の増加はリスク分散、収益性の向上につながる」
 「7月から『自主勉強会』を始めている。自主参加で事業性融資の新規開拓、住宅ローンなどテーマを絞って勉強している。職員一人ひとりの知識、技能の向上が目的で長期的な視点でレベルアップを図っていきたい」
 ―投資信託、保険など預かり資産ビジネスのてこ入れは。
 「預貸率の改善が重要な経営課題で、まず、新規の融資先の開拓による事業先数の増加を(社内で)掲げている。優先順位を明確にして取り組んでいきたい」
 ―十六銀行による岐阜銀行の子会社化など地元の地方金融機関の再編も始まった。再編へのスタンスは。
 「量の拡大だけの合併は考えていない。再編を絶対に拒むものではないが、職員やお客様にとってメリットがある再編でなければならない」

 

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