「トップ登板」セントラルパーク社長 石川治氏

更新日:2010年 7月21日 (水)

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「魅力的な名古屋の街を創出したい」と語る石川社長

 久屋大通の中核に位置する地下街「セントラルパーク」を運営するセントラルパーク(名古屋市東区)の社長に石川治氏が就任した。再開発が進む名駅エリアと比較し、活性化の遅れが懸念される栄エリア。「地下街単体ではなく、開府400年を迎えた名古屋市や周辺企業とともに、お客様を誘致する仕掛けづくりが不可欠」と強調する石川社長に、地上・地下一体の街づくりに向けたビジョンと意気込みを聞いた。
 ―就任の抱負から。
 「セントラルパークは栄の他の地下街と比較して歴史が新しい。百貨店が集積する栄中心部からやや離れ、名鉄瀬戸線沿線や丸の内方面からのお客様が多いのが特長。OL層がメーンターゲットのため、先入観にとらわれず、最新の流行を取り入れた店舗づくりに注力する。イベントを仕掛けやすい環境を大いに生かしたい」
 ―名駅の再開発が進む一方、中心街・栄の地盤沈下が懸念されている。
 「活性化に大切なのは人の流れをうまく作ることだ。河村たかし市長も、名古屋の中核に位置する久屋大通の存在価値を高めようと提言されている。開業時から市に協力をいただいている当地下街としては、ぜひアクションを起こしたい」
 ―具体的な施策は。
 「例えば、久屋大通のシンボルである名古屋テレビ塔は来年7月でテレビ塔としての役割を終える。今後は人を呼び込むシンボルタワーとして、新しい仕掛けづくりが不可欠。開府400年を契機に、新たな目玉は欲しい」
 「中国など海外からのお客様への対応は急務。特に化粧品ショップでは来店数が増加している。外国語対応の案内版など、本格的な仕組み作りはこれから。銀聯(ぎんれん)カードに対応できるシステムづくりも順次、進めたい」
 ―前期(10年3月期)の地下街全体の売り上げ状況は。
 「来店者数は上期が前期比5%減、下期は微増だったが、客単価はお買い上げ点数の減少などで年間平均で1割ダウン。通期売上高も1割減となった。損益は黒字を確保したが、単価減が続けば今期は厳しい。セールやイベントを集客の起爆剤にしたい」
 ―今後の店舗開発は。
 「当地下街のメーン顧客は20~30代の女性層。地下鉄駅に直結しており、通行するお客様をいかに呼び込むかがポイントだ。全体の5割を占める衣料品店舗以外に、生活雑貨やその他分野で、集客力のあるテナントを誘致する。今年4月に開業した韓国の自然派化粧品店は集客が好調で、参考例としていきたい」

 

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