「トップ登板」パレモ社長・小田保則氏

更新日:2010年 7月15日 (木)

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「思いとして、今期の経常利益は前期比2倍を目指したい」と意気込む小田社長

 11年ぶりにトップ交代したユニーグループの婦人衣料・雑貨のパレモ(本社稲沢市)は、2010年2月期までに負の資産を処理し、今期最終黒字転換でV字回復する戦略を描く。50歳の若さでトップに就いた小田保則社長に今後の経営方針などを聞いた。
 ―既存店売上高が5月からプラスに転じている。足元の消費動向をどう見るか。
 「節約疲れから昨年12月に消費の潮目が変わり、戦略的に投入した割安な『メガ安商品』と主力商品のトレンドファッションの相乗効果で客数、客単価も上がってきた。ただ、180度良くなったわけではない」
 ―今後の成長戦略は。
 「前社長の下、赤字店舗の閉鎖や経費低減で体質改善に取り組み、効果が出ている。今後の戦略は具体的に3つある。主力業態の強化、都市型・モール型出店の強化、新業態の育成だ。アパレル事業の『ギャルフィット』、雑貨事業の『シーべレット』とそれぞれの主力業態で単品ではなくトータルで商品力の強化に取り組む。今後の新規出店も駅ビルの都市型、郊外のモール型に全体の8割を振り向ける。さらに『ビサリア』『イルーシー330』『木糸土』といった芽が出始めている新しい業態を拡大させていく」
 ―数値目標は。
 「中長期的には過去最高益(07年2月期単体の経常利益20億4500万円)の更新と一株利益100円超(今期予想2円76銭)を目指している」
 ―昨年、中国現地販売から撤退したが、元の切り上げで今後の対応は。
 「今後コスト上昇圧力は必ずある。生産拠点を沿岸部から内陸部に移すことも検討していく。トレンド性や付加価値を高め、単価を取れる商品開発に取り組む。現地販売は近い将来に再度進出したい。一方、生産量はまだ低いがバングラディッシュやベトナムで一部やり始めている。ただ、これら地域ではファッション性の高い商品はまだ難しいだろう」
 ―ユニーグループとしてシナジー効果は。
 「共通のメリットがあれば是非効果を出していきたい。シナジーミーティングで検討している段階だ」

 

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