百五証券社長 平石眞一氏 東海初の地銀系証券、舵取りは?

更新日:2010年 3月 2日 (火)

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「お客様に満足していただける会社を目指したい」と平石社長

 百五銀行が全額出資で設立した百五証券(本社津市)は2日、開業する。地銀系の証券会社としては全国番目、東海・近畿地区では初めてのケースになる。平石眞一社長に当面の営業体制や経営方針を聞いた (津)

 ―証券業参入の狙いは。
 「百五グループは銀行業を中心にリース、クレジットなど金融サービスの向上に努めてきている。そうした中で預金から投資への動きが顕著になっており、消費者の投資意欲も高まっている。地銀の証券会社設立も増えており、百五銀行も3年前から検討を進めてきた。お客様に今まで以上に証券サービスを提供するのが狙いだ」
 ―どんな営業体制で臨む。
 「津市の本社営業部のほか、年内に四日市市と、松阪市か伊勢市の南勢地区に営業店を開設したい。本社は総勢21人で、このうち営業は13人。四日市と南勢地区の店舗はそれぞれ7人程度を見込んでいる」
 「当初、百五銀行の58店舗で当社の金融商品の仲介業務を実施してもらうほか、今夏までには全店舗に展開してもらえると思っている。百五銀行との協力体制を整えることがお客様のメリットにもなる」
 ―インターネット販売や法人向け営業はどうか。
 「当社の顧客母体は百五銀行の取引先が第一。まずはそういう方々に安心して買っていただきたいと考えているのでネット販売は当面、行わない。また、法人担当の営業を3人配置するが、個人、法人向けともに力を入れていきたい」
 ―証券業界を取り巻く環境は厳しい。経営の舵取りは。
 「確かに株価の動向など不安定な状況が続いている。しかし、預金から投資へという大きな流れに変わりはないと見ている。投資ニーズは潜在的に大きく、悲観的には考えていない」
 「三重県の貯蓄率も全国トップで市場ニーズはある。当社としては百五銀行との連携を図りながら、地域密着型の証券業を展開していきたい。そうすることが、お客様の信頼獲得にもつながると考えている。3年以内に黒字化、5年以内に累損一掃を図るとともに、お客様に満足していただける証券会社を目指していきたい」

 

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