浜松ホトニクス社長・晝馬 明氏

更新日:2009年 12月25日 (金)

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「よく計算されたリスクは取るべき」と力強く語る晝馬社長

 浜松ホトニクス社長に晝馬輝夫前社長の長男、明氏が就任した。前社長は光技術を核とする高度な技術と卓越した経営手腕で光電変換技術で世界トップに引き上げた。経営を引き継ぐ新社長は将来の青写真をどう描いているのか。就任の抱負や中長期の経営ビジョンを聞いた。
 ―カリスマ経営者からバトンを引き継いだ。
 「私の役割は、テレビの父・高柳健次郎先生から当社初代社長堀内平八郎に継承された人類未知未踏を追求するという浜松ホトニクスらしさを進化、発展させることだ。会社には現状維持という言葉はない。留まることは、すなわち後退を意味する。浜ホトらしさという強みを引き継ぎ、製品品質のさらなる向上や新たなマーケットの開拓に注力する。5年後、20年後の成長を見据えて投資を積極化する」
 ―先日の株主総会で海外戦略を重視する考えを示した。
 「欧米での事業の形を今後、どうするかを考えている。当社の営業活動はエンジニアとの交渉が多く、技術者並みの知識がなければ難しい。だが製品のデザイン設計は日本で手掛けており、詳細な製品情報を知るだけでも時差の関係で1~2日は余分にかかってしまう。国内外の技術者同士が交流できるセンターの設立を欧米や中国で検討している」
 ―国内戦略はどうか。
 「会社全体の経営課題について戦略的に取り組む部署を設ける。将来の成長を見据えて、光の重要性を分かち合える企業との協業、M&A(企業の合併・買収)が必要になるケースも出てくるだろう。そうした企業と技術連合を形成していきたい」

 

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